村便り:2008-04-06(日) (横手とムナクト)
投稿日:2008-04-09(水)
今日も一日中、昨日と同様、田んぼで畦際の土をかく作業。
3月の終わりの日曜日に、講の一日親睦旅行があった。昼食時、田んぼが隣り合わせのお兄さんが話しかけてきた。周りに広がる耕作放棄田を憂えながら「わしゃ、なんぼか余所を見にいったんじゃがの。田んぼを広ろうして、やる気のある若いもんにやらせんにゃ、わからん[駄目]で。まあ、それにゃ、金がいるがの。」と言った。その人が付け加えて言うには、「今ごろの若あもんは、スポーツカーを運転するようにトラクターでやれんにゃ、百姓はせん。泥なんかがついたんじゃ、やらん。」つまり、圃場整備をし、気力と体力のある者を中心とした集落営農をしなければ、村の農業は衰退するだけだ、ということである。
そうなのかもしれない。私としても村の農業をこのまま衰退させたくはない。しかし圃場整備にかけた金がはたして回収できるのだろうか。また、圃場整備をして集落営農を企画したとしても本当に人が集まるのだろうか。後ろ向きの疑念が浮かぶばかりである。
二足の草鞋を履いているかぎりは、私は大きくは動けない。わが家の農地を維持するのがせいぜいである。ともかく今は自分の立つこの地点をしっかりと守ること。そして順風の吹くのを待つしかない。
昨日と今日で三枚の田んぼで作業を終えた。あと三枚の田んぼが残っている。
3月の終わりの日曜日に、講の一日親睦旅行があった。昼食時、田んぼが隣り合わせのお兄さんが話しかけてきた。周りに広がる耕作放棄田を憂えながら「わしゃ、なんぼか余所を見にいったんじゃがの。田んぼを広ろうして、やる気のある若いもんにやらせんにゃ、わからん[駄目]で。まあ、それにゃ、金がいるがの。」と言った。その人が付け加えて言うには、「今ごろの若あもんは、スポーツカーを運転するようにトラクターでやれんにゃ、百姓はせん。泥なんかがついたんじゃ、やらん。」つまり、圃場整備をし、気力と体力のある者を中心とした集落営農をしなければ、村の農業は衰退するだけだ、ということである。
そうなのかもしれない。私としても村の農業をこのまま衰退させたくはない。しかし圃場整備にかけた金がはたして回収できるのだろうか。また、圃場整備をして集落営農を企画したとしても本当に人が集まるのだろうか。後ろ向きの疑念が浮かぶばかりである。
二足の草鞋を履いているかぎりは、私は大きくは動けない。わが家の農地を維持するのがせいぜいである。ともかく今は自分の立つこの地点をしっかりと守ること。そして順風の吹くのを待つしかない。
昨日と今日で三枚の田んぼで作業を終えた。あと三枚の田んぼが残っている。