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2008/04/17
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村便り:2008-04-13(日) (温床育苗のナス科野菜、スイートコーンとヤーコン)
投稿日:2008-04-17(木)

定植スイートコーン
植え付けヤーコン

 夕方から雨になるという予報。しかし朝、村に向かう車のフロントガラスにすでにわずかな雨粒が確認された。温床の苗の世話、スイートコーンの定植、ヤーコンの植え付けだけは今日中に済ませたい。

ナスの発芽状況
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ナスの発芽状況。
発芽しているのはナス。それぞれのポットには二粒種を蒔いた。二粒とも発芽したポットから、ひとつも発芽していないポットに移植した。ポット表面の籾殻が半分ほどなくなっているのが、移植したり移植されたりしたポット。
スイートコーンの定植
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スイートコーンの定植。自然畝。
 種はポットに二粒蒔き、二粒とも発芽したものは、そのまま定植し、一ヶ所に二株とする。一株から一本しか収穫できないので、二株にすると収穫数が多くなる。
切り分けたヤーコンの種芋
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切り分けたヤーコンの種芋。
 初めての栽培なので要領が分からない。すくなくともひとつの芽は確保できるように切り分けた。
ヤーコンの植え付け
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ヤーコンの植え付け。自然畝。
 株間70cmで、二条の千鳥植えにした。植え付けたところには、保湿と防霜のために切り藁を撒いてある。
 千鳥植えは、私の場合、狭い場所により多くの株を植え付けるときのやり方。二条の場合で説明すると、70cm間隔で一条を植え付ける。もう一条は、隣の条の株とおなじ水準に植え付けるのではなく、株と株の中間に位置するように植える。すると、同じ条の隣の株とも、隣の条の株とも、70cmの間隔が保てる。
ナス科野菜の発芽順序
 3月15日にナス科の野菜の育苗を踏み込み温床で始めた。ナス、トマト、ピーマン、甘トウガラシ類である。これらのうちで一番発芽が早いのがトマトである。育苗開始から一週間ほどで発芽を始める。ついで、ナス。発芽開始まで二週間ほどである。それより遅れるのがピーマンと甘トウガラシ類である。甘トウガラシ類の発芽が一番遅いように思う。
発芽の遅いナス科野菜への対応策
 温床の発酵熱は二週間を過ぎると下がる。土よりはまし、という程度だろうか。それでも、踏み込んだ藁が地面からの冷気を遮断するうえに、昼間はビニールトンネルをかけて保温し、夕方まだ日が高いうちにトンネルを密閉して温度を保持し、日没時にトンネルの上からむしろなどかけて温度の低下をできるだけ防ぐようにするので、露地よりは発芽のための条件はかなりいい。しかしピーマンと甘トウガラシ類は三週間をすぎなければ発芽の兆候がみえない。この頃(四月初旬)になると外気温も上がってくる。その上昇が、温床内の温度の低下分を補っているように思える。今年は例年より温床育苗を二週間ほど遅らせたが、ピーマンと甘トウガラシ類の発芽は早まったようには思えなかった。露地育苗よりは早いにしても、外気温が上昇しなければ発芽しない、というのでは何のための温床か分からない。さらに、播種したときから発芽までがあまりに長くなると発芽率が低くなるように思える。だから、来年はやり方を変えてみようかと思う。第一温床では3月半ばに育苗開始、それから二週間遅れで第二温床で開始する。ナス科は第一温床で育苗を始める。ここまでは今年と同じである。ただ、第二温床の準備ができると、まだ発芽していない(だろう)ピーマンと甘トウガラシ類は、温度が下がってきた第一温床から温度が高い第二温床に移す。こうすると発芽が早まり、発芽率も高くなるのではないかと予想している。

 今日の実際の作業は、すでに発芽しているポットで芽(双葉の状態)がふたつ出ているものから、発芽していないポットにひとつを移植することである。小さなシャベルの先端を使って双葉をひとつ掻きだし、移植した。


 スイートコーンは温床で育苗していたが、それを自然畝に定植した。以前、やはり温床で育苗したスイートコーンをこの時期に定植して霜にやられたことがある。四月中は降霜の可能性がある。そこで、霜除けのためにネットを被せておいた。

 ヤーコンはインターネットの友人にいただいたもの。初めての栽培である。これも自然畝に植えた。
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