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村便り

村便り:【短信@灰嶺南】2018年09月17日(火)-23日(日)
投稿日:2018-09-21(金)
09月17日1924 極早生タマネギの播種極早生タマネギの播種。順調にいけば、来年5月始めから収穫ができる。最初は葉付きタマネギとして、最後に...

09月17日1924 極早生タマネギの播種

極早生タマネギの播種。順調にいけば、来年5月始めから収穫ができる。最初は葉付きタマネギとして、最後には完熟タマネギとして、利用する。種蒔きして55日後頃に定植する。
畝の後ろ続きの部分では、8月26日に蒔いた人参が草と一緒に生育している。(画像参照)

種の蒔き方
>画像1<
(1)種1mlにつき20cm×80cmの蒔き床を作る。画像は110cm×80cm。
(2)全体に石灰を薄く撒く。
(3)種をばら蒔く。種は黒いので、白い背景の上で蒔いた密度が一目瞭然。
(4)覆土として発酵牛糞をふるい落とす。
>画像2<
(5)その上にもみ殻をまいて、藁で被う。(タマネギ種は好暗性の発芽)

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09月19日0825 菜っ葉類の播種

昨日、ベトラーヴ(ビーツ)、春菊、ホウレンソウを蒔く。蒔いた畝の左側の畝は、ナスがまだ元気に実をつけている。右側の畝では、9月13日に蒔いた大根が発芽している。 ベトラーヴは、アカザ科の植物(ホウレンソウもアカザ科)で、ふくらんだ茎の根もとを食用にする。全体が赤紫。

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(追記:
ベトラーヴ [betterave フランス語] は「フダン草 bette」の「大根 rave」という意味。「大根」の部分は下半分が土に埋もれている。ちなみにフダン草はフランスでも食べる。「日本白茎フダン草」と同類だと思う。)


09月19日0835 ピーマンを狙うキジ

最近ピーマンの枝がよく折れている。風のせいで折れたのだ思っていた。ところが、昨日、ピーマンの近くをキジが歩いているのを見た。落ちているピーマンにはくちばしでつついたような跡がある。つまり、キジが実をつつき枝を折った、ということ。防鳥のためピーマンにネットを掛けた。

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野菜ネットを掛けたピーマン。キジはホバリングしながら実をつつくわけではない。歩いて近づく。そこでネットの裾を広げる。キジは脚が引っかかるのを嫌い近づかない。

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キジがつついた跡があるカラーピーマン(小型のパプリカ)。



09月23日1847 中生、中晩生タマネギの播種

タマネギの播種、2回目。 中生と晩生のタマネギを蒔いた。中生は来年6月始めに収穫して、8月終りまで保存可能。晩生は同時期に収穫して、翌年の3月まで保存可能。育苗期間は55日。 手前2区画が、中生と晩生を蒔いたところ。一番向こうの区画が極早生。すでに発芽が始まっている。

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09月23日1905 ダイコンサルハムシ

発芽した大根にダイコンサルハムシがたかっていた!
この虫は大根だけでなく白菜も食害する。白菜はだから、防虫ネットの中で栽培している。しかし大根は無防備。放っておくと大根が消えてしまう。農薬は使わないので、手(ピンセット)で取るしかない。これからしばらくは朝晩、虫取り。

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この甲虫はこちらの気配を感じると地面に落ちる。大根の葉にいたのを撮ったつもりだが、すでに地面に落ちていた。大根の根もとのすぐ後ろに一匹、手前に一匹、黒光りする虫がいる。黄色い粒はもみ殻。


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ピンセットでとったダイコンサルハムシ。今夕は、数十匹とった。用水路に流す。

コメント
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てつ人 ( 2018/09/30 12:26 AM )
 
間引き菜はホウレンソウのようにおひたし。名前は"bette"raveですが、姿は、色は別にして、épinardに近いです。味もbetteよりはépinard。ただ、ゆで汁は血の色に染まります。

根もとが十分にふくらむと、茹でて刻み/スライスにして酢漬け。

順調に育てば、余るほどできるはずです。
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( 2018/09/29 07:43 PM )
 
ビーツ、いいですね。てつ人様はどのように食べておられるのでしょうか。万が一たくさんできすぎてお困りになった場合は、ご一報ください(笑)。
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