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村便り:2010-12-31(金) (年越し蕎麦)
投稿日:2010-12-31(金)

 今年の年越し蕎麦は「野呂在来」の粉を使って打った。我が家でも今年も蕎麦(「階上早生」)は作った。脱穀して箕で大まかにゴミを除くところまでやったが、粉にするまではまだ作業工程が残っていた。そんなときに千葉のムーさんから蕎麦粉を送っていただいたので、年越し蕎麦にはそれを使うことにした。ちなみに「野呂在来」は千葉の在来種。

年越し蕎麦
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年越し蕎麦
 蕎麦打ちは我が家のシェフにまかせてあるので、私は食べるだけ。口に含むとほのかな蕎麦のかおりがした。野性味を主張するようなかおりではなく、ひかえめであるが、みがかれたかおりである。雑味がそぎ落とされている、とも言える。

 シェフは、茶蕎麦みたいだ、と言った。粉が緑色がかっているからである。新蕎麦は未熟な実がまだ緑色を保っているので、碾くと粉にその緑色が残る。おそらくはそのせいだろう、と私は推測してこたえた。

 細く裁断されているせいもあろうが、喉越しもいい。さぼりがちだった今年の「てつ人の雑記帳」はこの《新打ち》登場で幕。

 今年のご愛読ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

(2011-01-03(月)投稿)
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