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村便り:【週間短信】2019年01月21日(月)-27日(日)
投稿日:2019-01-27(日)

01月26日 初積雪で休農
01月25日 気が急く; 枯れたピーマンとトマトの整理; エンドウの中打ち; 支柱


 1月26日(土) 
投稿日:01月26日0851@VgeoisPhilo

初積雪で休農
今冬はじめての積雪。朝起きてカーテンの隙間から外をのぞくと道路が濡れている。雨? と思ったが、目をあげると山々が冠雪していた。起床前、寝床で一日の農作業を段取りしていたが、今日は《休農》にしよう。家でデスクワーク。

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 01月25日(金) 
 投稿日:1月26日

気が急く
1月も半ばを過ぎると春の農作業が気になり始めた。

今年は退職してから5年目のシーズン。退職後、自由に使える時間が多くなりはしたが、季節と農耕の歩みに追いつけないでいた。でも、昨シーズン終わり、やっとその歩みの背後が見え始めるところまで追いついた、という感覚をもつことができた。今シーズンは遅れずに農作業を進めたい。

そのために、昨シーズン終わりにやり残したままになっている作業を冬の間に片づけないといけない。春の農作業が本格的に始まるのは3月だから、それまでが勝負。すると残りる1ヶ月あまり…

トマトとピーマンの畝の整理

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手前がピーマン。短いポールを支柱として使っている。向こう、X字に交差している長いポールがトマト用。
今日は、去年のピーマンとトマトの畝の整理から始めた。いずれも10月に入ると収穫終了。いまは枯れて支柱に絡みついている状態。それを抜き、支柱を解体する。2月始めまでに、この畝も含めていま現在、利用していない畝を耕耘しておきたい。すると畝に生えている草を鋤きこむことができるし、土は寒気にさらされてこなれる。春の農耕がやりやすくなる。

エンドウの中打ち
畝の整理が終わるとエンドウとソラマメが気になり、様子を見にいった。エンドウは直播き、ソラマメは育苗して定植。すなわちエンドウの方をはやく畑に放してやったので、畝には草が生えていた。ヒナゲシが目立つ。まだ、中打ちして除草できる草丈なので、作業の横道にそれて、エンドウ畝を中打ちすることにした。

支柱
それが終わると、作業の本筋にもどり、支柱を小屋におさめる作業にとりかかる。支柱は、鉄パイプをビニール被覆した園芸用ポールを使っている。同じ長さのポールを10本ずつ藁紐でくくり、小屋に入れる。ポールは長短あわせて100本は超える。支柱は、最初は、父が残した木や竹を使っていたが、足りなくなり、山に木をとりにいくかわりに、ポールを購入するようになった。安易ではあるが。

ポールの収納が完了する前に、今日は作業終了。予定どおりにはなかなか作業は捗らない。


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エンドウはまだ小さい。実エンドウ[ブンドウ]とスナップエンドウ[メナシ]が育っている。

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ヒナゲシ。春になると丈がすっと伸びて、赤い《可憐な》花が咲く。でも、はびこる帰化植物。父母が隣の人から種をもらったそうである。しかし、隣人ははびこるのですぐに退治した。わが家の畑には居すわっている。本気に退治を考えないといけないかも。

村便り:【週間短信】2018年01月14日(月)-20日(日)
投稿日:2019-01-21(月)

01月19日 冬の作業の時間割ニンニク畝の除草自然農法の記憶ニンニクに施肥して、畝を中打ち

 01月19日(土)  投稿日:01月21日

17日(木)と今日で、ニンニク畝の除草をした。

冬の農作業の時間割
冬の農作業日の時間割は、朝10時に野良に出て、昼は2時間ほど昼休み(帰宅して昼食をする)、夕方17時に帰宅、というもの。だから作業時間は長くて5時間。

ニンニク畝の除草

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除草を開始したばかりのニンニク畝
ニンニクは昨秋10月4日と7日に植え付けをしてから、一度も世話をしていない。草は、小さいころに中打ち[鍬で作物の間を浅く耕すこと]すれば、根張りが浅いので大半は鍬で引き抜いて除くことができる。しかし他の作業との関係で、結局いままで草をはびこるがままにしておいた。丈は伸び、根は張ってしまった。こうなれば、もう中打ちでは除草できない。そこで、草取り鎌を使って除草した。

草はニンニクのまわりにびっしり生えている。その中からニンニクの葉が頭を出している。冬空のもと、ニンニクも含めて草同士が体を寄せ合って寒さをしのいでいるように見える。実際そうなのだろう。除草したあとニンニクが寒々と裸地に立つのを想像すると、このままにしておいてやりたい気もしないではない。しかし、それでは追肥ができない。草の上から肥料をふり撒くこともできるが、肥料は地面にとどきにくいし、土に混和することもできないので、効きが悪くなる。また草に肥料を横取りされる。それに、今は草丈が伸びたといっても、まだニンニクの方が一頭地を抜いているが、しかし、草によっては、暖かくなると背丈がずっと伸びてニンニクを日陰にしてしまう。


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除草中
草取りは運動量が少ないので、厳冬期には寒さが身に沁みる。ニンニク畝は面積は狭いが、草が密集して生えているので、なかなか進まない。畝を隔てる溝の同じ所にしゃがみ込み畝面に伸ばした手だけを動かし、ゆっくりと場所を変えていく。草を取ると地面が露出して、一方ですっきりした気分になると同時に、他方で草とニンニクに意地悪をしているような気になる。

自然農法の記憶
草を抜き取らないで、作物と雑草(および虫)を共生させる農法を実践していた時期があるが、除草しているとその時のことを思い出す。草の管理(除草はしないが、草は管理する)が難しいのと、作物の出来が芳しくないのとが理由で、今は実践していない。でも、生き物たちが依存的に共存していると感じられて、農環境としては居心地よかった。

ニンニクに施肥して、畝を中打ち
二日かけてやっと除草完了。明日は午前中雨が降るという予報なので、さらに追肥して、肥料を土とまぜるため中打ちをした。肥料は雨が降らないと、土にしみこんで根に届かないので効かない。


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除草を完了し、施肥して中打ちを始める。

☆ 2019-01-02(水) ☆ 明けましておめでとうございます。
投稿日:2019-01-02(水)

皆さまに年賀状をお届けします。




[本文]
 「林住の晴耕雨読」短信 ー林住5年目ー
 「晴耕雨読」生活の晴耕に去年五月から加わっていた《作男》氏は昨夏終わり体調を崩し撤退してしまった。根っからの都会人である彼は心も体も適性に乏しかったのではないか。そしてまた一人農家に戻った。二十余年続けてきたこの形が私の農耕のつまりは基本的ありようとあらためて覚悟する。▼米と野菜を自給し自分で煮炊きして身を養う。その生活のなかから考える。それが私流の「晴耕雨読」。煮炊きはまずまずの腕前になった。新鮮な野菜を豊富に使えるのはうれしい。それを手っとり早く調理する。稲架干しの米はそれだけでもおいしい。▼晴耕と雨読はバランスをとるのが目標。しかしいまは晴耕に重心がかたよる。定年後あい変わらず追いつけずにいる農耕を追いかけた結果。農耕にはまり込む不安も感じる。今シーズンからはバランスよく「晴耕雨読」を生きたい。
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