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2008/03/13
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村便り:2008-03-07(金) ダブの草焼き
投稿日:2008-03-13(木)

 午後、休耕田の草焼き。その前に、耕作している田んぼの畦の草焼きをしようとしたが、昼間一時雨が降ったためか、枯れ草に火をつけても、火に勢いがない。中断して、休耕田に向かった。


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 一度復田を試みた田んぼでの草焼き。
 右側の高くなっている田んぼ、左側の草が生えているところは、他家の田んぼ。左側の田んぼとの間には、草刈り機で草を払い、防火帯を作った。右側の田んぼの畦をイノシシが掘り返したので、その土がわが家の田んぼに崩れ落ち、両者の境に作った横手が埋もれてしまっている。また、左側の田んぼとの畦もイノシシが崩してしまっている。横手と畦を修復しておかなければ、境が分からなくなる。おそらく一日仕事になると思われる。

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 耕作放棄状態の田んぼの草焼き。
 日が向こうの山に落ちてから火をつけた。一年間草刈りをしなかったので草が伸びていたのと、時折、南からの強い風が吹いてきたのとで、炎が高く上がることがあった。ここでも延焼しないように処置はとってあるので、経験からすると、ほかに燃え移ることはない、と思っていたが、炎が舞い上がるとやはり緊張した。
 休耕田はダブ[湿田]地帯にある。狭い田んぼ二枚が草焼きの対象だが、いずれも私が百姓を始めてから一度も作っていない。一枚は一度は復田を試みたが、田植機が埋まってしまい挫折。もう一枚は深い湿田なので、耕作放棄状態。しかし、草刈りとか草焼きとか横手浚いとかをやらないと、畦が崩れて、隣の田んぼとの境が分からなくなってしまう。草だけを育てている田んぼだが、年に何回か面倒をみる。

 暗くなり始めて草焼きを終え屋敷に帰ると、従姉が野良犬の話をしてきた。

 去年から捨て犬がこのあたりに住みはじめた。2月だったか、その犬の腹がふくらんでいるのに気づいた。妊娠していたのである。そのとき、雌犬だったので捨てられたのか、と思った。子どもは4匹生まれた。雌犬は子供が生まれると神経質になり、小犬と一緒にいるときは人間を見ると吠えるようになった。小犬も一緒に吠えた。畑のなかを走り回ることもあった。このまま大きくなったら、と思うと、不安だった。猫と違い、犬は集団で行動する。大きな犬が数匹で集団行動すると大人でも怖い。どうしようか、と従姉と話していた。

 従姉の話によると、近所の人が、小犬は4匹ともつかまえて動物愛護センターに連れていったとのこと。親犬はつかまえられなかった。センターに連れていかれた小犬も、小犬を奪われた親犬もかわいそうではあった。しかし、村里で野良犬数匹と人間とは、人間の側からすれば、共存しがたい…
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