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2007/07/03
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村便り:2007-06-30(土) (梅雨なのに暑い一日)
投稿日:2007-07-03(火)

収穫したニンニク
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 収穫したニンニク。
 左側は〈普通の〉ニンニク。右側は葉ニンニク。春、成長し始めた茎を食べる。しかし、我が家のシェフは、臭いがきつい、と嫌う。いまはただ種をとるためだけに少量栽培。
ダブの草刈り
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 ダブの草刈り。一カ月半ほどすると、草は、草刈り機の回転刃の先に立っているぐらいの丈になる。
 左側の休耕田は他家の田んぼ。境には横手[田んぼ内の細い水路]が走っているが、その横手は左側の田んぼに属する。他家の田んぼの草も刈るが、我が家の田んぼのためである。この一帯は休耕田・耕作放棄田が多く、猪が出没する。そこで隣接する他家の田んぼの草を刈って田んぼと荒れ地との間に緩衝地帯を設け、猪が近づきにくくする。
 出穂期(8月の後半)以降は、田んぼを囲んで、ダミーの電気柵を張る。
草の生えた里芋の畝
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 草の生えた里芋類の畝。
 左側が、コイモ(子芋を食べる、普通の里芋)。右側が八つ頭と京芋。草取りのあと、この畝がどう変わるか?明日の「村便り」をお楽しみに!
 午前中はまず、自然畝のニンニクを収穫する。ニンニクは6月後半、茎の半分くらいが黄色くなって収穫する。このニンニクは、肥料は、昨秋の植え付け時に発酵鶏糞を畝の表面に施しただけである。初夏に薹が立ってくると、それを折りとってやる(薹はいわゆる「ニンニクの芽」として食べる)。薹をそのままにしておくと、先に小さな種球をつけるが、肝心の根は太らない。自然畝では、その程度の世話で(だから、ほとんど世話なしで)ニンニクはできる。

 午前中のメインは田の畦の草刈り。6月23日の作業で残ったダブ[湿田]での作業である。草刈り機を動かす混合ガソリンはタンク一杯しかなかった。畦を8割方刈り終えたころ、エンジンが停止してしまった。土曜日なので歩いていける農協の売店は閉まっているし、ガソリンスタンドに行くには軽トラックが必要なので、残りは後日、ということにして、午前中の仕事は切り上げた。

 午後は里芋類の畝の草取り。
 里芋類は5月13日に定植して以来、何時だったかわすれたが、一度だけ軽く元寄せしたきりで、面倒を見なかった。休耕田は普通の畑より草が多い。例年のことだが、梅雨の間に草が繁茂し、里芋類は草の中に埋もれてしまう。里芋は草と競争して大きくなるほどには強くない。また元寄せしてやらないと芋の太りがよくないが、草が繁っている畝は元寄せはできない。結局、冬に掘りあげてみると、イモ数が少なく、しかも小さい。温床で芽出してまで定植してやるのに、こんな収量では悔しくて情けない。
 そこで今年はなんとしても草取りと元寄せを、きちんとしてやろうと決心した。普通の里芋、60株の草を取るのに、じつに、3時間半かかった。残った八つ頭と京芋(筍芋)の畝は明日に回して、草取りが済んだ里芋に施肥して元寄せ。

 夕方、長ナスを5本、定植。長ナスは最初の定植。これから全部で10本あまりを蕾がついた株から順次、定植する。

 梅雨に入ってから雨が降らない。この日も晴れていて、昼間は真夏並に暑かった。昼下がり、里芋畝の草取りをしているとき、かすかに気分が悪くなり、ん?日射病になるかな、と思ったくらい(日差しのせい、というより、昼食後すぐに仕事を再開したためかもしれない)。水は一日で2リットル飲んだ。
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