村便り:2007-07-01(日) (里芋畝の草取り、ジャガイモ、エシャロット、赤ソラマメ)
投稿日:2007-07-04(水)
里芋類の管理
午前中に、昨日から始めた里芋類の畝の草取りを完了するため、朝一番に作業に着手。畝の長さは昨日の半分弱で、2時間かかった。追肥し元寄せして作業完了。
男爵の掘りあげ
午後は畑仕事。まず、男爵(ジャガイモ)を半分ほど掘りあげる。残りは、まだ茎が青いのでそのままにしておく。これから梅雨の晴れ間を見ながら、男爵、メークイン、roseval、普賢丸を掘りあげる。普賢丸は昨秋初めて作ったが、まだ味わったことがない。そこで茎は青かったが、試食するため二株掘りあげる(*)。
エシャロット
エシャロットも掘りあげた。去年よりやや早いが、植え付けは去年の3月26日より一カ月あまり早い2月20日に植えたので、生育期間は、去年に比べて一カ月長かったことになる。
去年は、収穫した種を翌春(つまり今春)植えるため保存していたら三分の二が腐ってしまった。そこで今年は秋の始め(9月初中旬)に一部を植えてみようと考えている。
一度だけ、種苗カタログで本物のエシャロットの種を見つけて買ったことがある。そのときの栽培説明書がまだ保存してあるが、この前、見直したところ、初秋に植え付けて冬に地上部が枯れたら収穫する、と書いてあった。エシャロットによく似ているワケギは秋に植えると冬になると枯れ、春先にまた芽を出す。ワケギは春に薹立ちすることはない(あるいは、稀)だが、エシャロットは薹立ちするようである。薹立ちしてしまえば、食用に適さなくなる(薹立ちしたタマネギを思い浮かべていただきたい)。だから、初冬に掘りあげる、ということなのだろう。
地上部が枯れるまでにどのくらいの大きさにまで生育するか分からないが、小振りでも我慢できる程度であれば、食べられるし、翌春に種として植えつけることもできる。もし秋植えが成功すれば、二期作が可能になる。すなわち
(1)《春植え→夏収穫》 収穫したものは、冬までの食用にすると同時に、秋植えの種にする。
(2)《秋植え→冬収穫》 収穫したものは、夏までの食用にすると同時に、春植えの種にする(*)。
目論見通りになると、エシャロットは安定して栽培し、利用できることになるが…結果は今冬のお楽しみ。
ピーマン類の定植完了
ピーマン10株を定植して、ピーマン類の定植は完了。
赤ソラマメの採種
さらに赤ソラマメを採種する。赤ソラマメは粒は小さいが、茹でても皮の赤が変色せず、食味もよい。アパートの隣人に差し上げたら、種がほしい、と言われた。ソラマメの種は常温で秋までおくと、孵化したマメゾウムシが中から出てきて穴を空ける。かつて採種したことがあったが、種の多くにゾウムシの卵が産みつけられていたため、発芽が悪かった。それ以来、自家採種はしていない。低温(0℃から5℃)で保存するとゾウムシの発生を防げるそうであるから、今年は試してみよう。
午前中に、昨日から始めた里芋類の畝の草取りを完了するため、朝一番に作業に着手。畝の長さは昨日の半分弱で、2時間かかった。追肥し元寄せして作業完了。
男爵の掘りあげ
午後は畑仕事。まず、男爵(ジャガイモ)を半分ほど掘りあげる。残りは、まだ茎が青いのでそのままにしておく。これから梅雨の晴れ間を見ながら、男爵、メークイン、roseval、普賢丸を掘りあげる。普賢丸は昨秋初めて作ったが、まだ味わったことがない。そこで茎は青かったが、試食するため二株掘りあげる(*)。
(*)夜、さっそく揚げて食べてみた。粉質で甘味がある。ma femme が、サツマイモみたい、と言ったが、なるほど、サツマイモのようなジャガイモ、と言えなくもない。
エシャロット
エシャロットも掘りあげた。去年よりやや早いが、植え付けは去年の3月26日より一カ月あまり早い2月20日に植えたので、生育期間は、去年に比べて一カ月長かったことになる。
去年は、収穫した種を翌春(つまり今春)植えるため保存していたら三分の二が腐ってしまった。そこで今年は秋の始め(9月初中旬)に一部を植えてみようと考えている。
一度だけ、種苗カタログで本物のエシャロットの種を見つけて買ったことがある。そのときの栽培説明書がまだ保存してあるが、この前、見直したところ、初秋に植え付けて冬に地上部が枯れたら収穫する、と書いてあった。エシャロットによく似ているワケギは秋に植えると冬になると枯れ、春先にまた芽を出す。ワケギは春に薹立ちすることはない(あるいは、稀)だが、エシャロットは薹立ちするようである。薹立ちしてしまえば、食用に適さなくなる(薹立ちしたタマネギを思い浮かべていただきたい)。だから、初冬に掘りあげる、ということなのだろう。
地上部が枯れるまでにどのくらいの大きさにまで生育するか分からないが、小振りでも我慢できる程度であれば、食べられるし、翌春に種として植えつけることもできる。もし秋植えが成功すれば、二期作が可能になる。すなわち
(1)《春植え→夏収穫》 収穫したものは、冬までの食用にすると同時に、秋植えの種にする。
(2)《秋植え→冬収穫》 収穫したものは、夏までの食用にすると同時に、春植えの種にする(*)。
(*)ただ、問題は、初冬に収穫したエシャロットを春に植えつけしたとき薹立ちしないだろうか、ということである。素人頭で考えると…
秋に植えたエシャロットが春に薹立ちするのは、一定期間、低温にあい開花の下準備(花成誘導)がおこなわれるためである。夏収穫のエシャロットは、次第に高温になる時期に生育するので、花成誘導はおこなわれない。しかし、冬収穫のエシャロットは生育後期に低温にあう。掘りあげれば、低温経験は御破算になるのだろうか。それとも、その経験は保存されるのだろうか。
ともあれ、問題には、今秋と来春の実験が答えを出してくれるだろう。
目論見通りになると、エシャロットは安定して栽培し、利用できることになるが…結果は今冬のお楽しみ。
ピーマン類の定植完了
ピーマン10株を定植して、ピーマン類の定植は完了。
赤ソラマメの採種
さらに赤ソラマメを採種する。赤ソラマメは粒は小さいが、茹でても皮の赤が変色せず、食味もよい。アパートの隣人に差し上げたら、種がほしい、と言われた。ソラマメの種は常温で秋までおくと、孵化したマメゾウムシが中から出てきて穴を空ける。かつて採種したことがあったが、種の多くにゾウムシの卵が産みつけられていたため、発芽が悪かった。それ以来、自家採種はしていない。低温(0℃から5℃)で保存するとゾウムシの発生を防げるそうであるから、今年は試してみよう。