村便り:2009-03-09(月) (鳥の声も春)
投稿日:2009-03-10(火)
管理(田んぼ):藁の撒布
管理(畑):アサツキの除草
午後の後半、残った時間で何をしようかと考えた。朝の予定では、午前中で田んぼの仕事は終わり、午後は温床の準備に取りかかるつもりだった。田んぼの仕事が長引き、残りの1時間半(17時まで作業をするとしての計算)では温床の仕事には中途半端である。そこで、アサツキの除草をすることにした。
アサツキは昨秋、植え替えた。それが今は春草に埋もれている。その草を、鎌で地面すれすれで刈り取るようにして除く。一本一本根から抜き取れば除草としては完璧であろうが、そこまでするにはおよばない、と考えている。多少は草が生えていても、作物が負けてしまわなければ、それでいい。《下農》の私は、畑管理の要求水準は高くない。
畑にいると鳥の声が耳についた。キジ。すっかりこの辺りの住人、じゃなくて住鳥になってしまったが、キジの声を聞き、その姿を見るたびに、私は不埒なことを考えてしまう。肉にして食べる、ということである。いっそ村の特産にして《ふれあい市場》(野菜の直販所)で売ったらどうか、なんて構想を ma femme に語ると、買う人がいるかしら、[肉にするより]この辺りを歩いている方がいい、とキジの味方をする。ヒヨ。これは食欲はわかない。憎ったらしいだけである。今冬も葉物類を食いちぎってしまった。ジョウビタキ。鳴き声ではなく姿で存在を示す。農作業をしていると近くに寄ってくる。むろん人間が好きだからではなく、掘り返された虫などを狙うのである(たぶん)。今日もアサツキの除草をしていると、本当に手が届く範囲までやってきた。(ジョウビタキは、季節的には、冬鳥に分類されるようだ。)最後に、ウグイス。私にとっては今日がその初音を聞いた日。私の耳に入るまでにしっかりと練習していたらしく、すでに鳴きなれたさえずりだった。鳥たちの賑わいももう春。
管理(畑):アサツキの除草
(*)代掻き近くなって鋤きこむと藁が十分に腐熟せず、田植えしてからメタンガスが発生する。経験的には、それで稲の生育に障害がでるとは思えないが、ぶくぶくガスが発生するのを見るのはと、心理的には穏やかではない。
午後の後半、残った時間で何をしようかと考えた。朝の予定では、午前中で田んぼの仕事は終わり、午後は温床の準備に取りかかるつもりだった。田んぼの仕事が長引き、残りの1時間半(17時まで作業をするとしての計算)では温床の仕事には中途半端である。そこで、アサツキの除草をすることにした。
(クリックで画像の拡大) アサツキの除草。 |
(クリックで画像の拡大) ポールの上に止まりこちらをうかがうジョウビタキ。 背景の畑は従姉が耕作しているところ。 |