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村便り:2016-04-05(火) (辛夷から山桜へ)
投稿日:2016-04-06(水)

今年は辛夷の花がとりわけ印象的だ。春浅い、冬色の山肌の背景から白く浮きあがるように咲いているだけでも印象的だが、今年は、場所によっては冠雪しているかと見紛うほど数が多いし、また、花の時期が長い。


(クリックで画像の拡大)
灰ヶ峰の眺望は、村にはもっといい場所があるのだが、私が田んぼで作業をしながら見上げるのは、この方向から。
 私の小さいころは、目の前をふさいでいる家屋は存在しなかった。村の中央の開けた広い範囲は田んぼ、その周辺に民家=農家があった。
 灰ヶ峰山腹の左側1/3はまだ辛夷が優勢。右側、半分は山桜が辛夷にとって代わっている。
 なお、灰ヶ峰の頂上は、左端の峰。真ん中の盛り上がりの方が高いように見えるが、実際には左端の峰の方が高い。
 

(クリックで画像の拡大)
この画像は、上の画像の山腹の右半分にあたる。
 山桜が、芽吹こうとする雑木に混在して、咲いている。黒っぽい部分は杉。
それでも、田んぼから見える灰ヶ峰の山腹では、ようやく、山桜が辛夷にとって代わりはじめた。辛夷の花は鮮烈に自己主張する白だが、山桜はまわりと融けあう淡いピンク。両花のそれぞれの有り様は、冬から生まれ出る春の、歩みと広がりを示している。

辛夷と山桜を時おり見やりながら、今日は一日、田んぼでの作業だった。

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