<< 2008-05 >>
SunMonTueWedThuFriSat
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

2008/05/13
このページの記事一覧   1/1
 (クリックで個別ページ表示)
記事の分類
 (クリックで分類毎に表示)
以前の記事
 (クリックで月毎に表示)
村便り:2008-05-09(金) (ムナクトをふさぐ)
投稿日:2008-05-13(火)

ムナクトの塞ぎ方1/2
(クリックで画像の拡大)
 ムナクトのふさぎ方(1/2)
 画像では分かりにくいが、コンクリート畦と直交する形で畦がある。畦の向こうは横手[田んぼ内の水路]が通っている。土の畦とコンクリート畦の交わるところに、土の畦を切り開いてムナクトが作ってある。
 まずムナクトに、ねじりながら二つ折りにした藁束を詰める。画像では4束が詰めてある。藁束は折り曲げたほうを田んぼ側に向ける。藁束の向こう端に石を置く。
 
ムナクトの塞ぎ方2/2
(クリックで画像の拡大)
 ムナクトのふさぎ方(2/2)
 藁に土をかける。石は藁の重石であると同時に、土が流れるのを防ぐ。畦は塗るので、ムナクトのこちら側の土はさらに厚くなる。
 藁は弾力性がある。稲が小さいときは田んぼの水を調整する必要がある。そのとき、ムナクトを足で踏むと凹み水が流れやすくなる。土だと足で踏んだくらいでは凹まない。つまり、藁を詰めるのは水量調整を容易にするためである。さらに、秋に水を落とすとき、藁ははずれやすいので、ムナクトを切り開く作業が楽になる。
 
ムナクトを板で塞ぐ(その1)
(クリックで画像の拡大)
 畦がコンクリートの場合は、ムナクトを塞ぐのに板を使う。
 このムナクトは農道を横断して向こう側にある井手に排水するようになっている。農道の下は塩ビ製の管が通っている。管を板でふさぎ、板の周りを土で固める。
 
ムナクトを板で塞ぐ(その2)
(クリックで画像の拡大)
 板でふさいだコンクリート畦のムナクト。
 朝食のとき家族が外を見て、雨が降りそう、と言う。なるほど鈍色の曇り空だが、昨日確認した天気予報では、雨は日曜日になっていた。心配になってインターネットで確かめると、明日は未明から雨の予報。それを見るとすぐに、ムナクトをふさいでおこう、と思い立った。

 連休最後の4日(日)に最後の荒起こしをした。荒起こしを終えるまでは、田んぼに水が溜まらないようにムナクト[畦に切り開いた幅20cmほどの排水口]は切ったままにしておく。そして、水を溜めるときにはムナクトをふさぐ。ムナクトをふさいでおくと、雨が降るとか、上の田んぼから水が流れてくるとかして、水が少しでも溜まる。溜まらなくても、土が湿る。土が湿っていれば、代掻きをするとき、水が溜まるのが早いし、土の隅々まで浸透する。水量の少ない井手沿いの田んぼは水を無駄にしないようにしなければならない。4日は田んぼでの作業を終えたのが夕方の5時過ぎで、それからトラクターを洗って泥を落としたので、ムナクトにまでは手が回らなかった。

 午後、夕方近くになって作業開始。ムナクトは一枚の田んぼにふたつはある。基本的には藁束と土を使い、それができないところは板を使ってムナクトを塞ぐ。今年作る予定の6枚の田んぼを次々と片づけていき、1時間半ほどで作業が終わった。
村便り:2008-05-07(水) (トウガラシ、キュウリ、セルリラーヴの播種)
投稿日:2008-05-13(火)

播種トウガラシ(黄トウガラシ、鷹の爪)、キュウリ(四葉キュウリ)、セルリラーヴ

 夕方、ベランダ育苗するためにポットに種蒔き。トウガラシ、キュウリ、セルリーヴ。

トウガラシの播種
(クリックで画像の拡大)
 トウガラシの播種。
 上が黄トウガラシ、下が鷹の爪。1ポット(9cmポット)に3粒蒔いてある。蒔くとき気づいたことだが、鷹の爪の種は白いのに対し、黄トウガラシは中の種まで黄色みがかっている。
 トウガラシは、鷹の爪と黄トウガラシを蒔いた。鷹の爪、と書いたが、先日亡くなった近所のおばあさんにもらった種で、形状などから鷹の爪と自分で信じているもの。黄トウガラシは千葉のムーさんからいただいたもの。熟すと赤ではなく黄色になる品種。北九州の種が千葉を折り返し点としてUターンし広島にやってきたもの。《柚子胡椒》の原料として使う激辛トウガラシ。

 キュウリは四葉[スーヨー]キュウリ。

 セルリラーヴ[celeri-rave(仏語)。「根セロリ」とでも訳すべきか。]は日本ではほとんど見かけない野菜。セロリの一種だが、葉っぱは食べず(食べても筋張っていて美味しくない)太った根っこを食べる。収穫は冬になる。

(5月24日投稿)
 てつがく村の
  ひろば(BBS)
最新20コメント
Powered by
Serene Bach 2.19R