村便り:2008-06-27(金) (育苗箱洗浄、エシャロット収穫)
投稿日:2008-07-06(日)
(クリックで画像の拡大) 育苗箱を洗う。 洗っている場所は屋敷の横を通る井手。左側が屋敷、右側が道路(狭い生活道)。いまはコンクリートで固められているが、それ以前は、小川から取水する井手には、川の生き物が棲息していた。かつては野菜などを洗っていた。左側が少し窪んでいるのは、その名残。 |
エシャロットは何度か「村便り」に登場したが、ここで改めて簡単に説明すると、日本で言う「エシャロット」とは違う。日本の「エシャロット」は早掘りラッキョウ。普通のラッキョウと品種的な違いがあるわけではなく、ただ利用の仕方が違うだけ。早掘りラッキョウと言った方が分かりやすいのだが、それでは商品としての吸引力が弱まるからだろうか、紛らわしい名前がつけられている。最初は「エシャレット」と名付けられたようだが、いつのまにか「エシャロット」になってしまった。
私が作っているのは、本物の(?)エシャロット。形態的には、ラッキョウよりアサツキに似ている。小振りで硬くしまったタマネギ、とも言えようか。刻んで調味料的な使い方をする。
種はフランスの友人から送ってもらったものだが、栽培法がよく分からなかった。送ってもらったのが春先だったので、最初は春植えにした(収穫は同年の夏)。去年の秋、秋植えを試した。私が調べた栽培書では、秋植えにすると春に薹立ちする、と書いてあった。しかし、春植えにすると、前年の夏に収穫したものは半分以上腐ってしまう。秋植えにすると、種が腐るということはない。見通しのつかぬまま、8球だけ植えてみた。
さいわい春に薹立ちすることなく、すべて収穫できた。エシャロットは秋植えができそうである。