<< 2007-09 >>
SunMonTueWedThuFriSat
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

2007/09/26
このページの記事一覧   1/1
 (クリックで個別ページ表示)
記事の分類
 (クリックで分類毎に表示)
以前の記事
 (クリックで月毎に表示)
村便り:2007-09-22(土) (中古のカッター)
投稿日:2007-09-26(水)

 今日からの連休三日の初日は、残り二日で行なう定植や種蒔きのため、畝の準備を主体とした作業。作業の途中、JA農機センターの若い職員が軽トラでやって来て、裏の畑でトマトの世話をしていた私に声をかけた。頼んでいた中古のカッター(稲藁切断機)を運んで来たのだ。

 昨年から、稲刈りから籾乾燥までの作業を委託できなくなり、稲刈り、稲架掛け、脱穀を自分自身でやり始めた。稲刈り機は一昨年購入していたが、脱穀機(普通「ハーベスター」と呼ぶが、私はどうもなじめない)はなかった。ところが、或る農家で不要になり放置してあった、古い脱穀機とカッターが手に入った(*)。脱穀の時期までには十分に時間があったので、それまでに整備(エンジン・オイルの交換、消耗部品の交換など)をしてもらおうと思っていたが、去年は、結局、もらったままの状態で使った。そこで今年は、早くからJA農機センターに整備を頼んでおいた。8月に整備をしてもらったところ、脱穀機はオイルとベルト交換で済んだが、カッターは主要な部品が磨耗しているのが分かった。しかし、古い機械なので部品が入手可能かどうかがはっきりしなかしなかった。メーカーに問い合わせてもらったが、新しい部品はもうなかった。
(*)新しい型の脱穀機は、脱穀機本体にカッターを取り付け、脱穀すると同時に藁を切断することができる。だが、私のもらった脱穀機は旧式なので、別に独立型のカッターが必要。

 藁は短く切断してから田んぼに散布し鋤きこむが、大量なので、押し切り[手で押して切断する、超小型ギロチンのような道具]で切断することは事実上不可能。だから藁はカッターがなければ、燃やすしかない。しかし、せっかくの有機肥料の素を煙と灰にするのはしのびない。そこで、中古を探すことにした。すると、JAの職員は、ちょうどいま出てきそうな中古がある、と言う。そして一週間ほどして、話がまとまったので中古を斡旋できる、との電話があった。値段は新品の三分の一。私は手を打った。

 中古は、直接交渉すれば安く手に入る。現物がそのままで売り手から買い手に動くからである。それに対し、JA農機センターを通すと、高くなるが、消耗部品交換も含めて整備をしてくれる。価格は年式にしたがって大体決まっていて、価格から整備費を差し引いた金額が元の所有者にわたるようである。だから、丁寧に使ってあれば、整備費が少なくて済む分、元の所有者の手取りは多くなる。(以上、以前、農機センターの職員から聞いた話。)

 手に入ったカッターは、以前のカッターと出力は同じ。見た目は、以前のより大分新しそうである。土蔵の入口側についている長い庇の下に、脱穀機と並べておいた。
 てつがく村の
  ひろば(BBS)
最新20コメント
Powered by
Serene Bach 2.19R