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村便り:2016年02月11日(木) (タマネギの追肥)
投稿日:2016-02-14(日)

管理タマネギの追肥


タマネギの追肥をした。明後日は雨の予報だから、肥料を早速、効かすことができる。

タマネギの補植
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タマネギの補植。
 
極極早生
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極極早生タマネギの草姿。
 順調に育っている。
 草取り鎌は、柄の部分が20cm
 
ニンニク
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ニンニクも追肥した。
 画像のニンニクは、葉ニンニクに使う種類。3月から利用が可能だろうか。
 
エシャロット
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エシャロット。
 草の中に埋もれていたエシャロットを《救出》した。
 エシャロットと言っても、日本でエシャレットとかの名前で売られているラッキョウではない。
 
周年利用のためのタマネギの品種
昨秋、タマネギは4種類、定植した。極極早生、極早生、中晩生、赤タマネギ(色は、正確には「赤紫」)である。

極極早生(種袋には「極早生」と記してある)は、初めての栽培。去年6月に収穫したタマネギは、生育不良のため収量が少なかった。だから、今春は早くから新タマネギを収穫したいと思い、この品種を選んだ。種袋によると、3月半ばから収穫が可能。ただ、おそらくは、まずは葉タマネギとして収穫することになるのだろう。

晩生系のタマネギは、品種を選べば、6月に収穫して、翌年の3月まで貯蔵できる。すると、晩生系のみを栽培するとすれば、2ヶ月ほどタマネギの端境期ができる。その期間を埋め合わせるため、極早生を栽培する。すると1年中、タマネギを利用できることになる。

播種から定植まで
タマネギの播種は9月である。去年は、9月11日に極々早生、9月15日に極早生、9月21日に中晩生を蒔いた。定植は、播種後2ヶ月弱(種袋には「育苗日数55日」と記してある)に行う。(本葉が3枚の頃。4枚は大苗すぎる。)去年は、極極早生を除き、定植が遅れた。極極早生は播種後54日、極早生は播種後69日、中晩生と赤タマネギは播種後63日で定植した。

タマネギ栽培は、経験からすれば、若くて健康な苗を定植して、寒くなる前にしっかりと活着させることがポイントのひとつ。そうすれば、冬の寒さに負けにくいし、春の生育がよくなる。大苗になると収穫前に薹立ちしやすい。また若苗に比べて、活着が遅れる。しかも、大苗になるまで苗床においておくと気温も下がり、そのぶんも活着のための条件が悪くなる。日照時間が短くなり気温が下がる秋は、種蒔きや活着の遅れは、少しでも、生育に大きく影響する。そういうことを考えれば、去年の、極極早生を除く、タマネギの定植の遅れは痛かった。

追肥
追肥は、定植して年内に1回、年を越して、2、3回行う。止め肥は3月始め(極極早生は2月中旬)。私の考えでは、最初の2回ほどは冬の寒さに堪える体を作るため。冬の野菜は栄養をため込んで、寒さに備える。(冬のほうれん草が甘いのはそのためである。それに対して、夏のほうれん草は甘味がない。)

立春頃に補植
それでも、冬の間に土が凍みたり融けたりするうちに、浮いてしまう苗がある。最近、近所では黒ビニールのマルチが目立つ。マルチをすると地温が高まる。裸地の畝とマルチの畝を比べれば、あきらかに後者の方が育ちがいい。しかし私はビニールマルチは嫌い。ならば、藁とかスクモ[もみ殻]とかでマルチをすればいいのだが、それは面倒なので、結局、裸地で栽培している。すると、厳冬の間に、消えてしまう苗がある。今回の追肥は立春をすぎてだから、そろそろ苗の根も動き始める。そこで、追肥の前に、苗の消えた箇所に、苗床に残っている苗を使って、補植をした。

追肥のあとは、中打ち(中耕)。肥料(発酵鶏糞)を土と混和し、《見えない草を草ぎる》ため。(《上農》になった気分 - 笑)
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