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2008/12/25
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村便り:2008-12-24(水) (白菜漬け)
投稿日:2008-12-25(木)

 12月に入ると沢庵と白菜を漬ける。沢庵は、大根を12月中頃から二週間ほど干して下旬に漬ける。白菜は12月下旬に下漬け、その数日後に本漬けをする。これが例年のスケジュールだが、今年は沢庵漬けは断念した。白菜も漬けるかどうか迷った。

 白菜は、定植してから三回ほど追肥する。白菜は肥料食いである。大根も追肥を一回する。ところが去年も今年も、その追肥を怠った。追肥の時期が稲刈りと脱穀の時期に重なるので、その時期には畑の世話が手薄になる。しかも畑作物の収穫は家族にまかせているので、ついつい畑のことが私の頭の片隅に追いやられる。白菜は二回は追肥したかもしれない。私は周囲の人たちより一週間遅く種蒔きするので、こまめに追肥して生育を促してやらないと、冬の寒さで生育が止まるまでに結球しない。大根も追肥しないと《大》根にならない。大根の場合は、追肥を思いだしはするのだが、そのうち畝は大根と草が《共生》状態になる。追肥の前に草を取らなくては、と思っているうちに、追肥の時期を逸してしまう。大根の場合、間引きも肥大に関係してくる。私は3、4㎝間隔に一条に種蒔きして、それから順次間引く。適期に間引いてやらないと、肥料を奪い合って肥大が遅れる。つまり、大根は(そして一般に根菜類は)間引くのが肥である。その《肥》も施してやるのが遅れた。

 こうして去年は大きくならない大根を漬けるのはやめ、白菜だけを漬けた。白菜は結球しないものが多かった。

(ここまで書いて去年の記事を読み返してみると、同じようなことを書いていた。)

 去年の白菜漬けは、結球しないものは最初は苦みがあった。緑の部分にはどうも苦み成分ができるようである。やはり白菜は結球しないとだめか、と思いながら食べ続けていると、その苦みがこなれてきて独特の味わいをかもしだすようになった。半結球の白菜も棄てたものじゃないな、と感心した。

 そうした経験があるので、今年は漬け物候補が全部半結球のものばかりだったが、ともかく漬けることにした。



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白菜を干す。
 干している場所は、ナル[稲架の横木]が収納してある木枠の上である。
ナルの収納2
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白菜を干す前の状態。
ナルの収納1
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青シートの下にはナルが重ねて収納してある。木枠の足はコンクリートに固定してある。
 午前中、収穫したあと、外葉をはずして洗い、トロ箱に入れて干した。ゴム手袋を忘れたので、素手で洗った。洗っている最中は、井戸水のためさほど寒さは感じなかったが、作業が終わったときには手がかじかみ、服のボタンをはめることさえできなかった。
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