<< 2007-02 >>
SunMonTueWedThuFriSat
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728   

2007/02/10
このページの記事一覧   1/1
 (クリックで個別ページ表示)
記事の分類
 (クリックで分類毎に表示)
以前の記事
 (クリックで月毎に表示)
村便り:2007-02-06(二回目の白菜漬)
投稿日:2007-02-10(土)

 今冬二回目の白菜漬は、2月6日の午後、本漬けをした。

漬ける前
(クリックで画像の拡大)
足かけ三日干して仮漬けする前の白菜。
仮漬けした白菜
(クリックで画像の拡大)
仮漬けした白菜。
 白菜は50リットルの桶にあふれるほどであった。確実に水を上げるため、重石を一個余分に重ねた。
本漬け
(クリックで画像の拡大)
重石をおく直前の状態。仮漬けのときに《蓋》にした外葉を本漬けのときにも利用して、白菜を覆う。この上に板を置いてから重石を載せる。
 1月28日に調製して、足かけ三日干した白菜は1月30日に仮漬けした。一回目のときは、白菜19個(重量は48kg)だったが、二回目の今回は16個(重量は30kg)。一回目は50リットルの桶に入りきらず、さらに40リットルの桶も使ったが、今回は50リットル桶でなんとか間に合った。一回目は水の上がりが悪かったが、今回は重石を増やしたところ、順調に水があがった。

 今年の白菜漬が従来と違うところは、まず、白菜を洗うこと(これは二回目の今回、行なった)。汚い外葉を剥がし、二つに割った白菜は洗って、まだ葉の間に残っているゴミや潜んでいる虫を流しだした。次の相違点は、調製した白菜を干すこと。

 洗った効果は、本漬けの時に確認できた。本漬けのするとき、仮漬けしておいた白菜の水分をざっと絞り棄てる。すると今までは溜まった水にゴミが少なからず出ていた。虫も少数ながらも確認できた。水は絞り出しただけであるから、まだ葉の間にはゴミや虫が残っているはずであった。しかし今回は、溜まった水に見えるゴミは少なかった。理由は、むろん漬ける前に洗ったからである。したがって、白菜の中にまだゴミが残っているにしても、従来ほどではないはずである。

 干した効果はあるともないとも言えない。効果があれば、味に出るべきである。しかし、干す手順を別にして同じ条件で白菜を漬けて、干したものと干さなかったものとを味比べしなければ、効果のほどは確証できない。そんなことをする余裕は今の私にはないから、気分の上で、効果があった、というしかない。まあ、洗えば水を切らなければいけないので、そのために干す、と考えてもいいかもしれない。なお、葉の水分の減少のために水の上がりが悪くなるのではないか、というわずかな気がかりは、調製の手順をもれなく踏んだ二回目の経験で、解消した。

 今冬は異常な暖冬である。そのため白菜漬が例年より早く変質するのではないか、と心配している。いま食べている一回目の白菜漬は《完熟》状態であるが、早めに食べ終えて、二桶目にとりかからないと、せっかく量を漬けた白菜も無駄になるかもしれない。

関連する記事
「白菜漬」(2003年1月5日の記事)
 白菜漬の詳しい説明。

村便り:2006-12-25(白菜の荒漬け)
 漬ける白菜を初めて干してみた。

村便り:2007-01-02(白菜の本漬け)

村便り:2007-01-28(二回目の白菜漬の準備)
 白菜を初めて洗った。葉の間に挟まっていたゴミや虫が出てきた。
 てつがく村の
  ひろば(BBS)
最新20コメント
Powered by
Serene Bach 2.19R