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2008/02/25
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村便り:2008-02-23(土) (春先、強い北風に吹かれて)
投稿日:2008-02-25(月)

 雪をもたらす西高東低の冬型気圧配置のため、一日中、強い北風が吹いた。こんな日は家で暖かくして過ごしたいが、週末農耕が基本の兼業農家では時間に余裕がないため、よほどの気象条件でないかぎり、野良に出る。

切り藁散布
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村は南から北に向かって傾斜しているため、北風は下から吹き上げる格好になる。おおよそ画像の左から右へと風は走り抜ける。
温床整理
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 温床の整理。
 二つの温床がお分かりだろうか。鍬が置いてある小さな畝を挟んで両側にある。右側の温床にはカブト虫の幼虫らしいものがいたので、解体を見合わせた。左側(スコップが端に見える)は、枠を取り除き、約一年前に踏み込んだ藁を出した。
 画像の手前が南、向こうが北。
カブト虫の幼虫?
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 カブト虫の幼虫?
 午前中は、相変わらず、田んぼで切り藁を田んぼ一面に広げた。吹きっさらしの田んぼでは強い北風が走ると、切り藁が砂塵のように吹き上げられて飛ばされる。鼻水を垂らしながら昼過ぎまで作業。

 午後は、風さえなかったら田んぼで作業を続けたかったが、畑での作業に切り換えた。畑は遮るものがあるので、多少とも風は和らぐ。三月に入ると踏み込み温床でナス、ピーマン類、トマトなどの育苗を始めるので、去年の温床の整理をした。

 温床は、初夏に温床の利用が終わると整理して、踏み込んだ藁は一ヶ所に集めて切り返し、秋から冬に使おうと思うのだが、いつも翌年あらたに温床を作るまで、投げ捨てたままにしてしまう。今日は、温床まわりの草を取り除き、枠を外し、踏み込んだ藁を外に出した。温床はいつも二つ作るが、そのうちのひとつに、覆いにしていた肥料袋を剥がすと、カブト虫の幼虫らしいものが見えた。去年はもうひとつの温床に甲虫類の幼虫がいたが、子どもの見立てによると、カナブンの幼虫だった。カブト虫にしては小さい、というのが子どもの言い分だった。しかし、今年の幼虫は巨大。もしかしたらカブト虫かもしれないと思い、子どもに「鑑定」してもらうまで、そのままにしておくことにした。

 午後になると雪がちらほら。雪は夕方になると強くなり、木の葉に薄く雪が積もりだした頃に帰途についた。
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