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2017/03/06
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村便り:2017-03-05(日) (今日も春の畑を耕耘)
投稿日:2017-03-06(月)

春のシーズンが始まる前の準備作業。今日も畑の耕耘。

耕耘する畑には、まだ冬の野菜が残っている。


(クリックで画像の拡大)
横の畑の耕耘。
 耕耘機の左側、薄緑色の株が二つ見えるが、それはアルティショ[artichaut(fr.) アーティチョーク]。「てつがく村」のトップページでは蕾をつけている西洋大アザミ。
 すぐ右側の畝には、分かりにくいが、そら豆が育っている。5月後半に食べごろになる。そのすぐ右の畝に、赤茶けた小さな株が数株あるが、芽キャベツ。茎に芽キャベツが鈴なりになっている。等々。
菜っ葉類(ビタミン菜カツオ菜水菜)は薹立ちの気配を見せている。ロケット[ルッコラ。サラダに使う。]はそれらに先立って2月の下旬から薹が立ち始め、花も咲き始めた。

白菜は残っていたものを数日前に収穫して、新聞紙に包んで囲った。両親(むしろ父と言うべきであろうか)がやっていたのを真似しているのだが、両親はさらに上下を逆さにして立てていた。逆さにするのは、薹立ちを遅らせる処置だと思うが、どれほど効果があるか分からない。なかには、生育が遅れて結球しないままに冬を越したものがある。それは畑に残した。菜の花を食べるためである。白菜の菜の花は、茎が太く、おいしい。

ブロッコリーは主たる花蕾は収穫してしまった。でも、そのあと小さな花蕾がつくので、それを食べている。だから、まだ畑に残しておく。芽キャベツ[choux de Bruxelles(fr.)]もまだ収穫できる。ほかには、キャベツ大根人参ヤーコンが残っている。小屋にはジャガイモが保存してある。去年の秋ジャガ、さらに、萎びながらも、これも去年の、春ジャガがある。

店の野菜コーナーに行けば、遠くの産地から運ばれてきた「商品」としての農産物が並んでいるが、農家は、店頭には並ばないような、すなわち、出荷できないような、いろいろな生育ステージの野菜 も 食べながら、身を養う。四里四方の野菜、それが自給できる野菜であり、また、時々の身に合った野菜とも言えるかもしれない。

そうした春先の野菜がある場所を避けながら、昼から耕耘をした。


(クリックで画像の拡大)
スコップの右隣はノビル。その右は自然生えの人参、その右、画像の右端はカリフラワー。
時間は前後するが、午前中は、昨日、畝に生えていた草を刈り払ったので、その草を耕耘予定の畝から移動させた。草を刈り払っていた昨日、思わぬ収穫物があった。人参とノビルである。人参はブロッコリーの畝に生えていた。去年春に近くの畝で薹立ちしてできた種子が自然に散らばって生えたものと思われる。。じつは去年の秋に生えているのには気づいていたが、大きくなるとは思っていなかった。抜いてみると食べられるほどに成長していた。ノビルは畝の端に生えていた。掘ってみると種球が大きい。その畝は昨秋に耕耘しているから、そのときすでに畝に生えていたものと思われる。いったんは掘り返され、ふたたび活着して、冬の間に種球が大きくなったのだろう。このくらいまでに大きくなるなら、秋播き春収穫の野菜として栽培できるかも、という思いが浮かんだ…でも、やらないだろうな。

今日、ウグイスの声を今春はじめて聞いた。数日前、従姉がはじめて聞いた、と言っていた。けっこう上手い鳴き声だったので、どこかで練習してからやってきたのかもしれない。

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