村便り:2010-07-18(日) (梅雨明け直後の農作業)
投稿日:2010-07-22(木)
今朝の新聞には、梅雨は7月17日に明けたとみられる、との気象庁の発表が出ていた。
梅雨明け直後は一年で一番暑い時期である。それゆえ、野良仕事が一番きつい時期でもある。しかし、今日はいろいろな作業を予定して詳細なスケジュール表を作った。梅雨前線が南下して梅雨の中休みとなった一週間のあと、今度は、7月10日から7月14日にかけて降り続いた梅雨末期の豪雨のため、作業が溜まっていたからである。むろん全部こなせるとは思わなかったが、スケジュール表を作れば、効率よく動けるだろうとは期待した。
まずは、自然畝に定植したあと草を刈らずにいたトマト(調理用トマトと普通トマト)とニガウリの畝の草刈りをした。調理用トマト(品種名ば「エスクック・トール」)は旺盛に育ち、実もその勢いに比例して数多くついている。ミニトマトは整枝せず放任栽培するが、調理用トマトもほぼ放任である(第一果房直下の側枝は残して、それより下は除去するだけの整枝)。だから、枝分かれして繁るが、実はどの枝にもつく。果皮は硬く、果肉は水分が少なく、さらに甘味も少ないが、作りやすい品種である。3月25日に温床育苗を始め、5月28日に遅れ気味の定植をした。いま、やっと実が色づきだしたところである。
ニガウリはまだ雄花だけが咲いている状態。4月4日に温床育苗を始め、5月28日にこれも遅れ気味の定植をした。収穫できるようになるのは8月になってからか。
ついで、灌水用のホースを井戸のポンプから、前の畑と横の畑に伸ばした。前の畑は、ナスと甘トウガラシ類の灌水用、横の畑はピーマンとアスパラガスの灌水用。同時に、それらの野菜に追肥をした。後日、今度は、横の畑のトマトとニガウリ、裏の畑のキュウリのためにホースを伸ばすつもりである。(「前」、「横」、「裏」は屋敷に対しての位置関係。)
作業は8時半に始めたが、ここまで作業を進めると昼すぎになった。小屋で昼食。シエラカップに缶からビールを注ぐ。汗が流れた体の渇ききった喉に、冷えたビールはじつにうまい。至福の瞬間である。でも、まさしく瞬間。いったん体に入ったアルコールは食後の、炎天下での作業をいっそう辛くする… それが分かっていても、やはり飲むのが飲兵衛ということか。
午後は大豆の定植。今年は大豆は、黒豆、青大豆、くらかけ豆。黒豆は6月26日に64ポット(1ポットに1粒)に蒔いた。しかし、雨続きのため、種が腐ったり、発芽したところをナメクジにやられたりして7月9日に定植できたのは38ポット分。苗が育たなかった24ポットには7月1日に蒔き直し、青大豆とくらかけ豆を7月4日に蒔いたとき、さらに8ポットに追加して蒔いた。今日、定植したのは、追加蒔きした黒豆の22本(前回のと合わせると今年は60本)、青大豆53本、くらかけ豆59本。
午前中は昼のビールのために水分を摂取するのを控えていたが、昼下がりの太陽の下では体に《冷却水》を補充しなければ熱射病になる。午後の前半で2リットルの水がほぼなくなった。この時期、水は一日3リットル飲む。今朝、2リットル入りの水を2本買おうかとためらったが、1本だけにした。次回からは2本用意しなければならない。
予定した作業の半分もできなかったが、17時過ぎると、根気が続かず、作業を終了した。
7月16日の「村便り」では、「昨日で梅雨はほぼ終わり」と書いたが、実際は、16日には広島県庄原市で集中豪雨があり土石流が発生して被害が出た(中国新聞の関連記事へ)。
梅雨明け直後は一年で一番暑い時期である。それゆえ、野良仕事が一番きつい時期でもある。しかし、今日はいろいろな作業を予定して詳細なスケジュール表を作った。梅雨前線が南下して梅雨の中休みとなった一週間のあと、今度は、7月10日から7月14日にかけて降り続いた梅雨末期の豪雨のため、作業が溜まっていたからである。むろん全部こなせるとは思わなかったが、スケジュール表を作れば、効率よく動けるだろうとは期待した。
(クリックで画像の拡大) トマトとニガウリ。 トマトは記事で言及した調理用トマトではなく、普通トマト。こちらは主枝一本に整枝する。向こう側がニガウリ。 |
ニガウリはまだ雄花だけが咲いている状態。4月4日に温床育苗を始め、5月28日にこれも遅れ気味の定植をした。収穫できるようになるのは8月になってからか。
(クリックで画像の拡大) 井戸横の蛇口。ここから畑にホースを伸ばす。右側のホースが前の畑用。左側のホースが横と裏の畑用。 |
(クリックで画像の拡大) ピーマンのところまで伸ばしたホース。 ピーマンは3月25日から温床育苗を始め、6月25日と7月2日に定植(合計、20本)。普通ピーマンは苗が育たず、定植したのはほとんどがパプリカ(カラーピーマン)。色は、赤と黄。 |
作業は8時半に始めたが、ここまで作業を進めると昼すぎになった。小屋で昼食。シエラカップに缶からビールを注ぐ。汗が流れた体の渇ききった喉に、冷えたビールはじつにうまい。至福の瞬間である。でも、まさしく瞬間。いったん体に入ったアルコールは食後の、炎天下での作業をいっそう辛くする… それが分かっていても、やはり飲むのが飲兵衛ということか。
(クリックで画像の拡大) 定植した大豆。 向こう側、1ガンギに2本植えてあるのが黒豆(丹波黒大豆)。黒豆は大きくなるので株間を十分にとる。 こちら側、1ガンギに3本植えてあるのが、青大豆とくらかけ豆。 |
午前中は昼のビールのために水分を摂取するのを控えていたが、昼下がりの太陽の下では体に《冷却水》を補充しなければ熱射病になる。午後の前半で2リットルの水がほぼなくなった。この時期、水は一日3リットル飲む。今朝、2リットル入りの水を2本買おうかとためらったが、1本だけにした。次回からは2本用意しなければならない。
予定した作業の半分もできなかったが、17時過ぎると、根気が続かず、作業を終了した。