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村便り:2009-12-20(日) (稲架杭の収納、もち米の乾燥)
投稿日:2009-12-23(水)

 今日の冬作業は、相変わらず脱穀の後片付け。でも、今日で完了した。


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 10本ずつ縛った稲架杭。
 

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ナルも収納。
 田んぼから撤収して干しておいた稲架杭を片づけた。田んぼの土に埋まっていた端に泥が残っていればこそげ落とす。毎年同じ側を地面に突きたてるので、腐って短くなったり、細くなったりしているものが多い。おそらくは撤収後、土がついたままにしておき、土が水分を含み腐ったこともあったのだろう。あるいは、長い間使わずに小屋に保存していたので、そのとき湿気を含んで腐ったのかもしれない。できるだけ長持ちさせたいので、収納前にしっかり乾燥させ、また、泥を落とした。その稲架杭を10本ずつ藁縄で縛る。220本もあれば、けっこう時間がかかる。

 その間、十分に乾燥しないままに脱穀したモチを筵に広げて乾かした。風が強かったので乾燥には適した気象条件であった。

 稲架杭は小屋の所定の場所に立てかけておく。稲架杭を小屋に運び込むのは、それなりの力仕事である。秋になって右腕を痛めた。原因ははっきりしないが、肘が痛む。或る方向に腕をまわすと痛みを感じる。力仕事をすると、治りかけていた腕がまた痛む。冬の間に完治すればいいが、と思う。慢性化させたくない。百姓をしていると、いつも体のどこかを痛めている。擦り傷や切り傷はすぐに治るが、筋肉や関節を痛めると治癒に時間がかかる。



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 もち米を干す。
 もち米は、干している分で精米後の量で3斗くらいになるだろう。毎年もち米は余らすので、今年は作付けを少なくした。
 もち米を干している後ろには、稲架杭とかナル[稲架の横木]が干してある。
 
 モチ米は日が落ちないうちに袋に入れなおした。今日はたまたま子どもが来ていたので、手伝わせた。筵の真ん中に米を集め、筵を二つ折り、四つ折りにして米を移し入れる。しかし、なかなかうまく袋に入らない。昔は、脱穀したあと筵で仕上げの乾燥をしていたので、なにかうまいやり方があるはず。まず筵から大きな容器に米を移す。その容器から、大きい漏斗状の道具を使って袋に入れる。そんなやり方を想像してみたが、それを実行するための道具がない。しかたなく、ヒシャクですくっては袋に入れた。そうしたやり方でも量が少ないので根気がつきない前に作業を終わった。

 そんな単調な作業をしているうちに日が暮れてしまった。冬の間はこんな単調作業が多くなる。
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