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2009/05/08
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村便り:2009-05-02(土)/05-03(日) (ウリ類、怒濤の定植。カボチャ・スープ)
投稿日:2009-05-08(金)

定植ズッキーニ、カボチャ、パターナッツ、ソーメンウリ、半白キュウリ
鉢替えパプリカ(赤、黄)、ピーマン、ヒモトウガラシ、シシトウ


ウリ類の定植
 温床で育てているピーマン、パプリカ、アマトウガラシ類が鉢替えの時期を迎えた。しかし、ふたつの温床は苗で満杯の状態。鉢替えをすれば、以前より広いスペースが必要になる。そこでウリ類を定植して、スペースを作ることにした。

穴施肥
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穴のなかで肥料と土を混和する(スコップが入っている穴)。そのうえに土を被せて、定植した苗の根が直接、肥料の混ざった土と触れないようにする(スコップの入っている穴の上の穴)。その穴に、担桶[タゴ]で運んできた水を杓[ヒシャク]でたっぷりと注いでから苗を定植する。定植したあと、苗の周囲に水を注ぐ。
 
自然畝に定植したソーメンウリ
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自然畝に定植したソーメンウリ。
 
半白キュウリ
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 半白キュウリの定植。
 キュウリは定植すると生長が鈍る。そこでしばらく保温してやる。
 温床で育てているウリ類は、ズッキーニ、カボチャ[ホワイトシュガー@大和種苗]、バターナッツ[表皮が黄色の、ヒョウタン型のカボチャ]、ソーメンウリ、半白キュウリ、ニガウリ、スイカ[小玉スイカ]、トウガンであるが、ニガウリとスイカとトウガンを除いては定植可能な大きさになった。教科書的な定植適期は、本葉4枚の時であるが、まだそこまでにはなっていない。本葉の3枚目が小さかったり、4枚目が顔をのぞかせているところだが、神経質になることはない。定植してホットキャプを被せてやれば問題はない。

 ズッキーニと半白キュウリは慣行畝、カボチャ、バターナッツ、ソーメンウリは自然畝に定植することにした。ズッキーニは自然農法を始めたころ、自然畝で育てたことがあるが、うまくいかなかった。次々となる実を若取りするので、カボチャとしては肥料を要求するからであろう。結果のでなかった一回の経験で、ズッキーニは慣行畝栽培と決めてしまった。半白キュウリの場合は、自然畝でもそれなりの結果は出るが、今回は安全策をとって慣行畝にした。

 施肥は、慣行畝も自然畝も、《穴施肥》にした。小さいスコップで穴を掘る。我が家の畑は、20㎝余りも掘るとかたい赤土層に達するので、そこで穴掘りはやめる。理想的にはもう少し深い(30㎝ほど)穴のほうがいい、と思われる。その穴に、肥料を入れる。今回は、穴ひとつに対し、発酵鶏糞(半カップ=100cc)、発酵牛糞堆肥(1カップ=200cc)、サンライム[牡蠣殻石灰](少々)を入れた。

 5月2日にズッキーニ(緑と黄)16株とカボチャ8株、5月3日にバターナッツ8株、ソーメンウリ5株、半白キュウリ14株を定植。都合51株の定植である。文字にすれば短いが、二日でこれだけ定植すると(5月2日にはジャガイモも定植した)、感覚的には《怒濤》のごとき定植作業であった。


ピーマン、アマトウガラシの鉢替え
 5月3日には最後に、パプリカ(赤、黄)、ピーマン、ヒモトウガラシ、シシトウの鉢替え(10.5㎝ポット)。

キジのオス
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記事の内容とは関係ありませんが…
 キジのオス。ここ3年ほどは我が家の畑周辺はキジの住処になった。住み心地がいいのだろうか。
 
キジのつがい
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 キジのつがい。
 今日は、つがいで歩いていた。メスは肉付きがいい。産卵間近だと思われる。こうやって見ると《おしどり夫婦》のように見えるが、キジのオスは一匹のメスでは満足できない精力絶倫な浮気者らしい。私などが真似をしたら、間違いなく命を縮める。デモ、ウラヤマシイ。
カボチャ・スープ
 5月2日、カボチャを定植しながら、カボチャ・スープを思って涎を(ただし想像のなかで)流していた。すると夕食にカボチャ・スープが出てきたではないか! この時期にカボチャ・スープとは妙である。カボチャを買ったのかと疑った。すると我が家のシェフ曰く、去年のカボチャで作った(ええっ!)。昼間、定植したホワイトシュガーという品種名のカボチャは去年も作った。そのカボチャが今まで腐らずにあった、と言うのである。シェフは、スープにして残った半分を冷蔵庫から出してきた。見ると、たしかに腐ってはいない。冬至のカボチャ、と言うが、ふつうカボチャは長くても冬至あたりで消費期限が来てしまう。それなのに、さらに四カ月も生き延びていたのである。サツマイモは、翌年、ツルを植える頃になっても食べられる。しかし、ここまで生き延びたカボチャは初めてである。うーん、自然畝パワーかな、と推測してみた。去年は、しかも、無肥料で作った。今年も自然畝だが《穴施肥》だから、その分パワーが劣るかもしれない。今年のカボチャはどうなるか楽しみである。
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