村便り:2007-08-18(土) (レポート読みから解放される)
投稿日:2007-08-19(日)
レポート読み
8月に入って記事を一本も書くことなく、すでに8月は後半になりました。その間、夏休みを利用して旅行に行っていたわけでも、病気をしていたわけでもありません。8月17日(金)入力締め切りの前期成績評価のため、レポートを読んでいました。レポートのテーマは自由に選択できるようにしているので、レポートは一本一本内容が違い、最初から終わりまで目を通して「理解」しなくては、評価をだせません。他の授業の試験やレポートに追われている学生の書く文章ですから、「解読」を余儀なくされるものも少なくなく、レポート読みは難行苦行になります。そのような事情で、「村便り」を書く気分的な余裕がありませんでした。締め切り日の夕方、無事に成績入力が終わり、難行苦行からもやっと解放されました。
ここ一週間は、最高気温が40℃をこえるところがでるほどの猛暑酷暑。朝いきつけの理髪店で頭をさっぱりさせてから、10時すぎに作業開始。
田の草刈り
まず気になっていた田んぼに行った。カッカと照りつける日が続いていたにもかかわらず、田の水は先週末にあてたきり。案の定、水はなくなっていた。日照り続きにもかかわらず、さいわい、井手には水が流れているので、田んぼに水を引くことができた。
それから畦の草刈り。わが家の場合、他家の田んぼで2回から3回草刈りをするあいだに、一回しか草刈りをしない(できない)。だから、草刈りをするときは草の背丈は伸び、刈るのに手間がかかる。草丈が短ければ草刈り機だけで作業ができるが、長いと、二度刈りしたり、一部、手刈りしたりしなければいけない。「手がないのに手間がかかるようになって仕事をする」といつもの自嘲の言葉を心でつぶやきながら作業。熱中症にならないように、せめて水分補給だけはこまめにしながら作業を進めるが、さすがに体は重い。12時すぎ、手刈りしていたとき、草と一緒に手を切ってしまった。手袋を外すと、左手薬指の、爪の付け根が少し切れて血が出ていた。たいした傷ではない。この程度の傷はよくあること。農耕のシーズン中は生傷は絶えることはない。しかし、この暑さ、そろそろ作業をやめて休めよ、との天の声と受け止めて、午前中の作業は終了した。
秋ジャガを伏せて、金時豆の定植
昼はたっぷりと休んで15時から作業再開。1時間ほど田の草刈りを続けたあと、畑作業。秋ジャガを伏せ、ついで、金時豆(蔓なしインゲン)の定植。金時豆は先週末、草刈りして耕耘した[屋敷の]前の畑に定植した。前の畑は春の踏み込み温床があるところ。草が生えっぱなしになっていたが、先週末、一部を草刈りして耕耘した。草は抜いたわけではないので、畝を均していると草の根がごろごろ出てきた。もしかすると根切り虫が多いかもしれないが(根切り虫は雑草が繁っているところに多い、と読んだことがある)、それ以外は問題はあるまい。
マクワウリ
草に埋もれている温床をのぞくと、大きくなりすぎて定植を断念したマクワウリが温床で実をつけていた。実は熟しすぎて食べられ状態ではなかったが、見捨てられても、おそらくは、ポットの穴から、踏みこんだ藁(今は堆肥化している)に根を伸ばしてたくましく生き延びたマクワウリに感激した。もっと早く気づいていたら、おいしいウリを食べることができたかもしれない、と口惜しさとともに。
丸々一日働いたわけではないが、一日が終わるとさすがに憔悴していた。声がかすれてうまく出ないほどであった。
8月に入って記事を一本も書くことなく、すでに8月は後半になりました。その間、夏休みを利用して旅行に行っていたわけでも、病気をしていたわけでもありません。8月17日(金)入力締め切りの前期成績評価のため、レポートを読んでいました。レポートのテーマは自由に選択できるようにしているので、レポートは一本一本内容が違い、最初から終わりまで目を通して「理解」しなくては、評価をだせません。他の授業の試験やレポートに追われている学生の書く文章ですから、「解読」を余儀なくされるものも少なくなく、レポート読みは難行苦行になります。そのような事情で、「村便り」を書く気分的な余裕がありませんでした。締め切り日の夕方、無事に成績入力が終わり、難行苦行からもやっと解放されました。
ここ一週間は、最高気温が40℃をこえるところがでるほどの猛暑酷暑。朝いきつけの理髪店で頭をさっぱりさせてから、10時すぎに作業開始。
田の草刈り
まず気になっていた田んぼに行った。カッカと照りつける日が続いていたにもかかわらず、田の水は先週末にあてたきり。案の定、水はなくなっていた。日照り続きにもかかわらず、さいわい、井手には水が流れているので、田んぼに水を引くことができた。
それから畦の草刈り。わが家の場合、他家の田んぼで2回から3回草刈りをするあいだに、一回しか草刈りをしない(できない)。だから、草刈りをするときは草の背丈は伸び、刈るのに手間がかかる。草丈が短ければ草刈り機だけで作業ができるが、長いと、二度刈りしたり、一部、手刈りしたりしなければいけない。「手がないのに手間がかかるようになって仕事をする」といつもの自嘲の言葉を心でつぶやきながら作業。熱中症にならないように、せめて水分補給だけはこまめにしながら作業を進めるが、さすがに体は重い。12時すぎ、手刈りしていたとき、草と一緒に手を切ってしまった。手袋を外すと、左手薬指の、爪の付け根が少し切れて血が出ていた。たいした傷ではない。この程度の傷はよくあること。農耕のシーズン中は生傷は絶えることはない。しかし、この暑さ、そろそろ作業をやめて休めよ、との天の声と受け止めて、午前中の作業は終了した。
秋ジャガを伏せて、金時豆の定植
昼はたっぷりと休んで15時から作業再開。1時間ほど田の草刈りを続けたあと、畑作業。秋ジャガを伏せ、ついで、金時豆(蔓なしインゲン)の定植。金時豆は先週末、草刈りして耕耘した[屋敷の]前の畑に定植した。前の畑は春の踏み込み温床があるところ。草が生えっぱなしになっていたが、先週末、一部を草刈りして耕耘した。草は抜いたわけではないので、畝を均していると草の根がごろごろ出てきた。もしかすると根切り虫が多いかもしれないが(根切り虫は雑草が繁っているところに多い、と読んだことがある)、それ以外は問題はあるまい。
マクワウリ
草に埋もれている温床をのぞくと、大きくなりすぎて定植を断念したマクワウリが温床で実をつけていた。実は熟しすぎて食べられ状態ではなかったが、見捨てられても、おそらくは、ポットの穴から、踏みこんだ藁(今は堆肥化している)に根を伸ばしてたくましく生き延びたマクワウリに感激した。もっと早く気づいていたら、おいしいウリを食べることができたかもしれない、と口惜しさとともに。
丸々一日働いたわけではないが、一日が終わるとさすがに憔悴していた。声がかすれてうまく出ないほどであった。