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村便り

村便り:【週間短信】2018年01月14日(月)-20日(日)
投稿日:2019-01-21(月)
01月19日 冬の作業の時間割;ニンニク畝の除草;自然農法の記憶;ニンニクに施肥して、畝を中打ち 01月19日(土)  投稿日:01月21日17日(木...

01月19日 冬の作業の時間割ニンニク畝の除草自然農法の記憶ニンニクに施肥して、畝を中打ち

 01月19日(土)  投稿日:01月21日

17日(木)と今日で、ニンニク畝の除草をした。

冬の農作業の時間割
冬の農作業日の時間割は、朝10時に野良に出て、昼は2時間ほど昼休み(帰宅して昼食をする)、夕方17時に帰宅、というもの。だから作業時間は長くて5時間。

ニンニク畝の除草

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除草を開始したばかりのニンニク畝
ニンニクは昨秋10月4日と7日に植え付けをしてから、一度も世話をしていない。草は、小さいころに中打ち[鍬で作物の間を浅く耕すこと]すれば、根張りが浅いので大半は鍬で引き抜いて除くことができる。しかし他の作業との関係で、結局いままで草をはびこるがままにしておいた。丈は伸び、根は張ってしまった。こうなれば、もう中打ちでは除草できない。そこで、草取り鎌を使って除草した。

草はニンニクのまわりにびっしり生えている。その中からニンニクの葉が頭を出している。冬空のもと、ニンニクも含めて草同士が体を寄せ合って寒さをしのいでいるように見える。実際そうなのだろう。除草したあとニンニクが寒々と裸地に立つのを想像すると、このままにしておいてやりたい気もしないではない。しかし、それでは追肥ができない。草の上から肥料をふり撒くこともできるが、肥料は地面にとどきにくいし、土に混和することもできないので、効きが悪くなる。また草に肥料を横取りされる。それに、今は草丈が伸びたといっても、まだニンニクの方が一頭地を抜いているが、しかし、草によっては、暖かくなると背丈がずっと伸びてニンニクを日陰にしてしまう。


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除草中
草取りは運動量が少ないので、厳冬期には寒さが身に沁みる。ニンニク畝は面積は狭いが、草が密集して生えているので、なかなか進まない。畝を隔てる溝の同じ所にしゃがみ込み畝面に伸ばした手だけを動かし、ゆっくりと場所を変えていく。草を取ると地面が露出して、一方ですっきりした気分になると同時に、他方で草とニンニクに意地悪をしているような気になる。

自然農法の記憶
草を抜き取らないで、作物と雑草(および虫)を共生させる農法を実践していた時期があるが、除草しているとその時のことを思い出す。草の管理(除草はしないが、草は管理する)が難しいのと、作物の出来が芳しくないのとが理由で、今は実践していない。でも、生き物たちが依存的に共存していると感じられて、農環境としては居心地よかった。

ニンニクに施肥して、畝を中打ち
二日かけてやっと除草完了。明日は午前中雨が降るという予報なので、さらに追肥して、肥料を土とまぜるため中打ちをした。肥料は雨が降らないと、土にしみこんで根に届かないので効かない。


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除草を完了し、施肥して中打ちを始める。

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