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2019/02/03
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村便り:【週間短信】2019年01月28日(月)-02月3日(日)
投稿日:2019-02-03(日)

02月02日 ヒヨの襲撃にそなえる; 水が溜まった休耕田
01月30日 ホース収納; タマネギ、2回目の追肥
01月28日 園芸用ポールの収納完了

 02月02日(土) 
投稿日:2019-02-03(日)

ヒヨの襲撃にそなえる
午前中は、畑の作物の防鳥対策を施す。

数は多くないが、ヒヨの鋭い鳴き声がいつも聞こえる。畑の隅に生えている裸の雑木に止まっている姿も確認できる。やつらの数が多くなると警戒しなければいけない。畑の作物の葉っぱを食い荒らすから。その時期は例年は春先。野菜に近づかないよう対策をとる必要があるが、被害を確認してからでは遅い。いまは亡き隣のおばあさんがヒヨの食い様を表現して「あいつらは日にちじゃなあ、時間じゃけん」と言ったことがある。集団でやって来て一気に食べてしまう。日数をかけてではなく、時間で勝負する。だから、ことが始まる前に対策をとらなければ意味がない。

やつらが好むのは菜っ葉類、まだ小さなエンドウ、ソラマメ。ブロッコリーは葉っぱはつつくが、花蕾はそのままにしておく。葉っぱでもなくなると、花蕾の成長に影響するので、できれば防鳥したい。アクがあってもホウレンソウは襲うが、ネギは嫌いのようである。柚子の実は酸っぱいが、皮をかじることがある。

今日は、菜っ葉類(小松菜、ビタミン菜、カツオ菜、水菜、壬生菜)に防虫ネットをかけた。

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水が溜まった休耕田
午後は、昨シーズン休耕した田んぼの様子をみに行った。休耕する予定でいたわけではなく、時間の都合で稲作を断念した。今シーズンは作るつもり。

この田んぼは、休耕田、正確には耕作放棄田で囲まれていて、イノシシが出没する。電気柵は設置してあるが、昨シーズンは休耕したためは電気を流さなかった。そのため、田んぼの周囲はイノシシが掘り荒らし、田の周囲に掘ってある横手[田に水を入れたり、田から排水したりするための狭い水路]を潰してしまった。そのため、水がはけなくなり田んぼ全面が水に浸かってしまった。2月中には横手を掘りなおし、田からの排水を促したい。

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水に浸かったダブ[湿田]。画像左側が斜面の上側。上側から常時、水が流れてくる。したがって、排水用の横手がなければ、水は田んぼの中に入ってくる。

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左の画像で言えば、左側に横手が掘ってある。そのあたりを見ると、水が溜まった底が茶色になっているところがある。それは、おそらく鉄バクテリアが生成した沈殿物と思われる。その表面の一部が、油が浮いたような状態になっているのは、やはりバクテリアが生成した酸化物の皮膜のせい。


鉄バクテリア・画像1
鉄バクテリア・画像2
鉄バクテリア・画像3
鉄バクテリア・画像4
鉄バクテリア・画像5


 01月30日(水) 
投稿日:2019-01-31(木)

ホースの収納
園芸用ポールもそうだが、夏に使った野菜を灌水するためホースも長い間、屋敷の隅に生えている松の木の下におきっぱなしにしていた。午前中、やっと収納した。ホースは長さが10m、20m、30mの3種類ある。それらをつなぎ合わせて、井戸から、屋敷の前と横と裏にある畑に伸ばす。一時的に利用する水は担桶で担いで運搬するが、乾燥期に頻繁に灌水する作物にやる水は担桶で運ぶのはきつい。(担桶は担ぎ棒の両端に下げて運ぶが、一つの担桶には水を15リットル入れる。)ポンプでくみ上げる水をホースで配水する。それらのホースをリールに巻き取って小屋の中に納めた。

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タマネギ、2回目の追肥。
明日は昼間はずっと雨の予報。タマネギに追肥をしようと思い立った。午後はその作業。

この冬は雨が少ない。追肥は雨が降らなければ土中にしみこまないので効かない。ところでタマネギは今年は、極早生、早生、中晩生の3種類を作っている。タマネギは玉が肥大を始めるまで追肥を終える。玉が大きくなり始めると追肥しても、玉ではなく葉茎の肥大に向けられてしまう。しかも保存性が悪くなる。止め肥[最後の追肥]の時期は、極早生と中生は2月中旬。時期だけ考えれば、2月に入ってから施肥しても間に合うが、もしそれから雨がなければ効くのは2月半ば以降になってしまう。そこで雨が降ることが確実ないま施肥してしまおうと考えた。

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追肥して条間を中打ち[中耕。鍬で土の表面を軽く耕すこと]する。肥料を土と混和して効きやすくするため。



 01月28日(月) 
投稿日:2019-01-31(木)

園芸用ポールの収納完了
授業がある期間は、原則として、少なくとも月曜日と火曜日は《雨読》の日。でも、土曜日は今冬初めての積雪、日曜日も朝はわずかに積雪という気象状況だったので、野良に出ず家で《雨読》をしていた。そこで今日は《振替農耕日》にして、午後、屋敷(現在は、小屋と蔵がたっているだけのオープンスペースになっている)で先週の金曜日に完了できなかった園芸用ポールの片づけをした。

ポールは片づけないで後作に利用すれば、労力削減になるではないか、と思い、トマトが終わった後に、やはり支柱が必要なエンドウ(10月末播種、翌年5月後半収穫)を作ったことがあった。エンドウはトマトと同じナス科ではないので、連作障害を心配する必要はない。しかし、そんな作物の組み合わせはそうはない。それに野良におきっぱなしだと日光や風雨にさらされて傷みがはやくなる。そこで普通は作物が終わるとできるだけ早く撤収して小屋に収納することにしている。

木や竹のポール
稲架を支える脚は、近年は金属製の三脚を使う人も増えたが、わが家では木製のポールを使っている。間伐したくらいの小さな木そのままである。(松は虫がつきやすいので皮は剥いである。)そんな木は、地面に転がしておけば数年もすれば腐ってしまうだろうが、稲架脚の木は何十年も使っている。一年で使うのは1ヶ月ほど。あとは風雨に当たらず湿気の少ない場所に保管しておく。すると長年にわたって使用できる。稲架のナル(横木)は孟宗竹を利用している。これもきちんと保管すれば長く使える。自然由来の素材は、気を配って使ってやれば、意外と長寿である。

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稲架の骨組み。去年の10月終わり、稲刈り時。

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