二足の草鞋の生活は、いよいよこの春から始まるシーズンかぎりとなりました。来年3月でサラリーマンを辞めるからです。父の死をきっかけに始めた、この生活を、昨シーズンまでで、18年続けてきました。二足の草鞋は最初から坐りの悪い生活でしたが、その状態のまま、最後のシーズンも終わりそうです。
(クリックで画像の拡大) ビワ(バラ科)の花。
ビワは冬に花をつける。寒さに耐えるため、身を縮めてくっつき合っているような、地味で小さな花である。(芳香があるらしいが、かいだことはない。)初夏に実が熟する。
このビワは植えたものではない。鳥が種を運んできたか、人間が食べかすを捨てたのか、そんなふうにして屋敷の端に定着した。背景の、落葉した樹はウワミズザクラ(バラ科)。種を蒔いたのは、おそらく鳥。
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(クリックで画像の拡大) モクレン(モクレン科)の蕾。
ハクモクレン(白木蓮)。こちらは蕾の状態で冬を過ごし、初春に花を開く。背景の常緑樹はゲッケイジュ(月桂樹、クスノキ科)。いずれの木も植樹したもの。これらも屋敷の端に生えている。
なお、ビワもモクレンも12月28日、今冬、初冠雪の日に撮影。 |
サラリーマンの草鞋を脱いでからの生活については、いろいろと思い惑っています。「てつがく村」の存続の可否も含めて、これから1年の間に決心しなければいけません。
ともあれ、今年もよろしくお願いします。