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SkiAgain4:2012-03-10(土) (残雪、春スキー)
投稿日:2012-03-17(土)

 今シーズンは、積雪量からすると、3月後半までスキーが楽しめそうですが、私は3月10日でシーズンを終えることにしました。3月になると農作業が忙しくなります。また、子どもの部活(硬式野球部)の練習試合が3月に入ると解禁されますので、観戦に行く機会が多くなります。すると、山に行く時間はもうありません。

 最後のゲレンデはどこにしようかと思案した結果、今シーズンはすでに三回通っている恐羅漢スノーバークにしました。結論はいくつかの条件を考慮して出しましたが、昨シーズンの思い出がつよく後押ししました。


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去年の3月11日。雪面にうつった自分の影。この10分前に地震が起きたことになる。
 

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去年の3月11日。今日の恐羅漢は雪も舞う曇り空だったが、去年は晴れていた。
 明日3月11日はあの大震災から一年ですが、じつは去年の3月11日は恐羅漢でスキーをしていました。帰りの車のなかでラジオのスイッチを入れると、津波情報を繰り返していました。地震があったのだろう、とは推測できましたが、ラジオはなかなか肝心の地震については語ってくれませんでした。恐羅漢から自宅までは車で一時間あまりです。東北地方に近い太平洋で大地震が発生したことが分かったのは、自宅に近くなってからです。それから一年。一日違いですが、また《あそこ》に行ってみよう、と思いました。11日当日を選択しなかったのは、その日は別の予定(練習試合の観戦)が入っていた、というだけのことです。


 今日は、今シーズン9回目の雪遊びになります。前回と今回の場所は、

⑧3月 3日(土) 瑞穂ハイランド(単独行)
⑨3月10日(土) 恐羅漢スノーパーク(単独行)

です。


木の芽
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3月3日。瑞穂ハイランド、ラビットコースにて。
 コース脇の木の芽はまだ堅いが、すでに春を感じさせる。スキーヤー/スノーボーダーはその《春》を突っ切って急斜面を滑り降りていく。
 

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恐羅漢スノーパーク。立山第1リフト下を流れる雪解け水。
 今シーズンの最後二回の雪遊びは、まさに春スキーでした。みぞれに近い名残雪が舞うことはありましたが、ゲレンデは、2月までに降り積んだ雪の、残り雪。朝はがりがりに凍ってエッジがたたないところもあるくらいですが、昼頃には溶けて、午後は夏のかき氷状態になりました。(朝のような雪を「堅雪(かたゆき)」というそうですね。前日に溶けた雪が夜間に凍りついたものを指します。春の季語。)ゲレンデの自然も春をはっきりと告げていました。



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恐羅漢。ヒエ畑コースから立山コースへの移動路。今シーズン最後のスナップ。
 今日は早めに切り上げて帰ろうと思っていたのですが、結局、リフト営業時間(17時まで)のぎりぎりまで滑りました。最後にリフトに乗ったとき、係員の人が「今日はどうもありがとうございました」と挨拶して私のすぐ後ろから席をたたみ始めました。リストは上級コースに向かうリフトでこの時間にはあまり利用客がいません。私のすぐ前のスノーボーダーが係員に「あと一回」とか言いながら、リフトに乗り込みました。私の後ろで席がたたまれていく音を聞きながら、スノーボーダーは終了作業を始めていた係員に頼み込んで乗ったのかもしれない、と想像しました。私は彼のすぐあとに付いていたので、乗せてくれたのでしょう。

 コースのトップにたち、今シーズンはこれで最後の滑降、と思うと名残惜しい気持ちがしないではありませんでした。有終の美とまでにいかないまでも、せめて転倒しないで滑走しようと(じつは、最後にしようと思った直前の滑降で転倒しました。そこで、時計をみて終了間際のリフト乗り場に急いだ、というわけです。)気をつけながら、ロングターンで急斜面を滑り、人気のなくなったゲレンデに降りていきました。
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