キャベツは2月始めに、ブロッコリーは4月終わりに自然畝に定植した。二つともいま収穫期を迎えている。自然畝でのキャベツとブロッコリーの栽培について簡単にまとめてみた。
自然畝でのジャガイモ栽培はうまくいくか?その試みを報告する最初の記事。
昨秋、自然畝に試験的に定植した白菜に薹が立ちだした。肥料食いの白菜にとって、肥料分の少ない自然畝は生育適地ではなかった。しかし、育ちの悪い白菜は、春になってから利用価値がうまれる。
立春が過ぎて、今年はじめての野菜を畑に放した。自然畝へのキャベツ苗の定植である。今回はじめて、株の間隔を、普通栽培の場合より広くしてみた。
白菜は生育初期にダイコンサルハムシの食害に遭いやすい。そのため殺虫剤を使う人もいるが、播種期などを工夫すれば、農薬なしで栽培できる。虫害のほか、肥料の問題もあり、白菜は慣行畝で栽培してきたが、今年は一部を自然畝に定植して様子をみることにした。
自然農法では、野菜が幼少期を生き延びるかどうかがひとつのポイントになる。自然畝には、生育し始めたばかりの弱い野菜を狙う虫たちが棲息しているからである。そこで幼少期の安全を保証するためにポット育苗を利用することにしている。 しかし、ネキリムシは定植したばかりの苗をかじってしまう…
「通いの一人兼業農家」の条件を生きるために思いついたのが、ベランダ・ポット育苗である。この記事では、その利点と技術を述べる。
キュウリとオカノリを植え穴に元肥を施して(穴施肥して)定植した。キュウリは四葉キュウリ、ノリ菜(オカノリ)は葉の切れ込みと湾曲に特徴のある品種である。
自然畝では以前からわずかながら肥料を使っていた。しかし、その程度の施肥では作物によってはうまく育たない。私は不施肥という自然農法の原則のひとつを破り、作物と状況に応じて施肥する農法として自然農法を考えることにした。
自然畑には虫が多い。野菜は「害虫」と隣り合わせ。だから、直播きすると、「少年期」にまで育たないで消えてしまうことがよくある。さあ、どうすればいいか。