□豌豆は10月終わりから11月の始めに種蒔きして越冬させ、5月終わりから収穫する。長い間畑にいるわりには収穫期間は短い。収穫が始まって1カ月もしないうちにあがってしまう。春先から急に伸びだすので支柱をたててやらなければならない。写真の豌豆も支柱を待っている。
□豌豆は、実エンドウとスナップエンドウを栽培している。(スナップエンドウは、種苗会社によっては、スナックエンドウという名前を使っている。英語の辞書には snap bean は載っているが、snack bean はない。)実エンドウは莢のなかに入っている実を食用にし、スナップエンドウは莢ごと食用にする。
□豌豆は毎年種を買っていた。種袋をみると固定種である。自家採取に関する本(ミシェル・ファントン、ジュード・ファントン『自家採取ハンドブック』現代書館、2000円)によると、豌豆は自家受粉するそうだから、他の豌豆と離しておけば種がとれそうである。(自家受粉するといっても、他品種と交配しないわけではないようである。)今年は種取りに挑戦してみようかと思っている。
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