☆ 2002-06-09 ☆ 休耕田・耕作放棄田
梅雨の時期なのに日照り・・・
休耕田の畑作物
□午後は、県道を挟んで反対側の田圃で草刈りをする。 |
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☆ 2002-06-01/02 ☆ 田植え
□前の記事で予告したように、6月1日(土)は田植えでした。 □6月1日(土)
□4月終りから5月半ばにかけて梅雨のような日が続いたか思うと、一転して、今度は晴天続き。今年は梅雨があけた、と農耕者にとっては「悪い」、冗談を言ってみたくなるくらいである。田圃の水が気になったので、昨日は田圃に寄ってみた。すると、水は田植えに必要なだけは入っていた。長雨のおかげか、3日照ると涸れるといわれるほど流水量の少ない井手(フシワラ井手)にも、水は流れていた。苗(田植えをしてもらう人に育苗してもらった)はすでに運ばれて田に浸けてあり、田植機も田圃に入れてあった。
□午後からの作業でちょっとしたハプニングあり、子どもは大喜びだったのですが、今日はここまでとし、また明日でも書き継ぎます。
共鳴し合う田植の波 □6月2日(日)
植えつぎ
□夕食時、むろん、わたしは「さのぼり」を祝うため、いつもより余計に酒を飲みました。 |
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☆ 2002-05-30 ☆ 畦塗り
□毎週なんとか続けてきた「農耕日誌」が2週分抜けてしまいました。簡単なメモは残っていますが、生々しい記憶は消えてしまったので、遡って綴らないことにします。今日は田植えの準備をテーマに「農耕日誌」を書いてみます。春先から田植えまでの作業は順に、荒起こし、あらじ、畔塗り、施肥(化学肥料の元肥)、代かき、田植えですが、このうち、荒起こし、あらじ、畔塗りを話題にします。
荒起こしとあらじ |
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☆ 2002-05-06(土) ☆ 彼岸花
原ノ田井手の井手堰
彼岸花
□彼岸花といえば思い出す情景がある。
□彼岸花には悲哀とか不気味さとかを喚起するイメージがある。他の植物が枯れる秋から春にかけて繁茂するとか、その前に花茎だけがすっと伸び、異形で、毒々しいとも言える色の花をつけるとかいった特異な生態と形態、さらには、全草に毒がある有毒植物という性質、それらが不安をうむイメージを作る。また、村では見かけたことはないが、彼岸花は墓地にも生えているという。彼岸花は球根でしか繁殖しないので、人がわざわざ植えたのである。そのような植生も彼岸花のイメージに関係している。
□彼岸花は、縄文時代に中国からもちこまれた、と多くの人が考えている。むろんそれは、救荒植物として利用できるという実際的理由もあっただろう。つぶして何度か晒さないと食べられないが、強い生命力をもつ。耕起によって切られた球根でも再生力があるそうである。だから、どんな環境でも生育する。しかも、毒を含むので他の生物に横取りされることはない。まさしく最後の食料源として最適である。 □墓地に彼岸花が植えられているとすれば、それは仏教神話の影響である。仏国に咲くという曼珠沙華の別名が与えられているように、死者たちが仏国に生まれ変わるようにとの願いを込めて、生者たちは彼岸花を植栽したのだろう。たしかに仏教的に変形されてはいるが、渡来人たちが彼岸花に感じた、とわたしの想像する、命の魔性が、墓地の彼岸花にもいきづいている。死者たちと、死者たちを訪れる生者たちは彼岸花を結び目に通い合うからである。 □すると、秋咲く花は、根源の命の束の間の炎なのであろうか。そう思うとわたしは、相変わらず落ち着かぬ気持ちながらも、秋の畦から立ち上がる、あの炎の形が待ち遠しくなった。(彼岸花の写真は、ここをクリックしてください。)
農作業
菖蒲湯 |
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☆ 2002-05-03 ☆ ジャガイモの元寄せ
豆類の播種
愚痴 |
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