村便り:2007-07-17(火) (シカク豆の定植)
投稿日:2007-07-19(木)
今学期、最後の授業 今日は今学期最後の日。昼前の一般教養科目の授業(哲学)が私にとっての締めくくり。学期中は通常、授業のない午後は...
今学期、最後の授業
今日は今学期最後の日。昼前の一般教養科目の授業(哲学)が私にとっての締めくくり。学期中は通常、授業のない午後は水曜日や木曜日の授業の準備をするが、今日はその必要はない。夕方は早めに学校を出て、畑でシカクマメの定植などをすることにした。シカクマメは自宅のベランダで育苗していた。
キジ
屋敷に着くと、まずキジの巣を確認。親鳥はまだ卵を抱いている様子。古椅子の屋根の下で相変わらず不動の姿勢で坐っていた。
自然畝へのシカクマメの定植
ついでエンドウのウロ[支柱]を解体する。解体しないことには、シカクマメにウロを立てようにも、支柱の数が足りないからである。エンドウはとっくにあがっている(収穫期は5月下旬から6月上旬)が、ウロはそのまま放ってあった。エンドウの蔓は枯れ、今は注意しないとそれとは認められないくらいにしぼんでいる。このように、差し迫った必要に追い立てられなければ、前作の後片付けをしない、というのが、私の、いわば強いられた流儀。
シカクマメは発芽率があまりよくない。種袋には発芽率は75%以上、と記してあるが、私の二回の経験では、ポット育苗で6割程度である。1ポットにつき3粒まいたが、3粒全部が発芽したポットはなかった。
スコップ(移植コテ)で畝に穴を掘る。二日前の台風通過で土がまだ湿っているので、穴にそのままポットの中身を入れる(乾いている時には、まず穴一杯に水を入れて周囲の土を湿らす)。土を保持するくらいには根はポットの中で回っておらず、根鉢が崩れるものもあったが、活着には影響ないだろう。苗を土に落ち着かせてやったあとで、桶に入れて担いできた水をヒシャクで周りにたっぷりと撒く。支柱を合掌型に立ててやり、定植終了。
抱卵中の雌キジとつがいの雄キジ?
ウロを解体した元エンドウ畝を後片付けしていたときである。草の陰(といっても畑の中であるが)からキジの雄が出てきた。おや、あの雌キジの連れ合いかな、と見ているとと、キジはすぐに逃げて行った。私はキジのつがいの習性は知らない。卵を抱いている雌に雄が餌を運んで来るのだろうか。雌の立場に立てば、卵をあたためながら、自分で餌を探すのは、両立しがたい作業である。雄が雌に協力したとしても不思議はない。キジを見たのは裏の畑[畑は屋敷周りにあり、屋敷を起点に、〈前の畑〉、〈横の畑〉、〈裏の畑〉と呼んでいる]]であり、巣との距離も指呼の間である(むろん、キジは指呼などしないが)。だからこの雄があの巣の雌と卵と関係ある、と考えたのである。
今日は今学期最後の日。昼前の一般教養科目の授業(哲学)が私にとっての締めくくり。学期中は通常、授業のない午後は水曜日や木曜日の授業の準備をするが、今日はその必要はない。夕方は早めに学校を出て、畑でシカクマメの定植などをすることにした。シカクマメは自宅のベランダで育苗していた。
キジ
屋敷に着くと、まずキジの巣を確認。親鳥はまだ卵を抱いている様子。古椅子の屋根の下で相変わらず不動の姿勢で坐っていた。
自然畝へのシカクマメの定植
ついでエンドウのウロ[支柱]を解体する。解体しないことには、シカクマメにウロを立てようにも、支柱の数が足りないからである。エンドウはとっくにあがっている(収穫期は5月下旬から6月上旬)が、ウロはそのまま放ってあった。エンドウの蔓は枯れ、今は注意しないとそれとは認められないくらいにしぼんでいる。このように、差し迫った必要に追い立てられなければ、前作の後片付けをしない、というのが、私の、いわば強いられた流儀。
シカクマメは発芽率があまりよくない。種袋には発芽率は75%以上、と記してあるが、私の二回の経験では、ポット育苗で6割程度である。1ポットにつき3粒まいたが、3粒全部が発芽したポットはなかった。
スコップ(移植コテ)で畝に穴を掘る。二日前の台風通過で土がまだ湿っているので、穴にそのままポットの中身を入れる(乾いている時には、まず穴一杯に水を入れて周囲の土を湿らす)。土を保持するくらいには根はポットの中で回っておらず、根鉢が崩れるものもあったが、活着には影響ないだろう。苗を土に落ち着かせてやったあとで、桶に入れて担いできた水をヒシャクで周りにたっぷりと撒く。支柱を合掌型に立ててやり、定植終了。
抱卵中の雌キジとつがいの雄キジ?
ウロを解体した元エンドウ畝を後片付けしていたときである。草の陰(といっても畑の中であるが)からキジの雄が出てきた。おや、あの雌キジの連れ合いかな、と見ているとと、キジはすぐに逃げて行った。私はキジのつがいの習性は知らない。卵を抱いている雌に雄が餌を運んで来るのだろうか。雌の立場に立てば、卵をあたためながら、自分で餌を探すのは、両立しがたい作業である。雄が雌に協力したとしても不思議はない。キジを見たのは裏の畑[畑は屋敷周りにあり、屋敷を起点に、〈前の畑〉、〈横の畑〉、〈裏の畑〉と呼んでいる]]であり、巣との距離も指呼の間である(むろん、キジは指呼などしないが)。だからこの雄があの巣の雌と卵と関係ある、と考えたのである。