村便り:2009-06-13(土) (近況報告)
投稿日:2009-06-13(土)
(クリックで画像の拡大)植え継ぎが終わった田んぼに日が沈む。(6月7日19時10分) 6月6日(土)に田植え、6月7日(日)に植え継ぎ[田植機が植え残し...
村便り
このページの記事一覧 << 32/82 >> (クリックで個別ページ表示)
|
村便り:2009-06-13(土) (近況報告)
投稿日:2009-06-13(土)
(クリックで画像の拡大)植え継ぎが終わった田んぼに日が沈む。(6月7日19時10分) 6月6日(土)に田植え、6月7日(日)に植え継ぎ[田植機が植え残し... 村便り:2009-06-06(土) (田植え。機械も大よろこび?!)
投稿日:2009-06-07(日)
田植えに向けての準備もあり、村便りが一カ月、途絶えた。その田植えもとうとう終わった。 朝、田植機など必要な道具を田んぼに運んだあ... 田植えに向けての準備もあり、村便りが一カ月、途絶えた。その田植えもとうとう終わった。
朝、田植機など必要な道具を田んぼに運んだあと、農協の育苗センターに苗を引き取りにいった。8時30分から仕事を始めるとのことだったので、8時40分ころに育苗センターに着く。軽トラックの荷台におさまる大きさの、専用の枠組みに育苗箱を積み込み、田んぼに直行した。アルミ製の枠組みはすぐに育苗センターに返却し、10時半ころから作業開始。 田植機の経験が浅い私は、なかなか機械操作の要領がつかめない。機械になれてきたころにはその年の田植が終了してしまい、一年間の空白。また素人に逆戻り。作付け面積が少ない小農の私は、結局いつまでたっても新前オペレーターということか。 田植えをするのは狭い区画の田んぼ6枚。最初にとりかかったのは、機械を入れるのが難しい田んぼ。大まか、三角形をしているが、二辺は農道と別の田んぼに接していて高低差があり、もう一辺は水路に沿っている。今年は水路にアルミ製のあゆみを渡して、そこを出入り口にすることにした。
しかし、田植機は期待に反して、鼻を泥に突っ込んでしまい、倒立状態になった。コンクリートの段差をのぼろうとしていた前輪は段差に阻まれて空回り。危ない! と思った私はエンジンを止めて、田植機から脱出した。 ひとりではどうしようもない。私は農機センターの若い職員に電話した。しばらくして、その職員が到着。田植機と私を見て、やれやれといった笑いを浮かべ、作業を始めた。ひとりで田植機を引っ張って、後輪を降ろした。彼は若いし私より力があるが、何人かでやらなければ機械は動かない、と思っていた私はそれを見て、へー、と感心した。それから、彼は田植機を隣の、すこし高い田んぼに脱出させた。 田植機がもとに戻ると、彼はセールスを始めた。このごろ、私を見るたびに彼がセールスするのは、脱穀機。ガソリン仕様で60万円、ディーゼル仕様で80万円。中古はなかなか出ないらしい。じゃ考えてはみる、ということで、いつもセールス話は終わり。私としては新しいのは欲しいが、今秋に向けて買うつもりはない。 途中、雷雨での中断があったが、日没後しばらくして田植えが完了した。 村便り:2009-05-04(月) (ヤーコンの植えつけ)
投稿日:2009-05-14(木)
植えつけ:ヤーコン(「村便り」が滞りがちになっているので、暦の現実の進行に追いつくため、田んぼ仕事については省略して、野菜の作付け... 植えつけ:ヤーコン
(「村便り」が滞りがちになっているので、暦の現実の進行に追いつくため、田んぼ仕事については省略して、野菜の作付け記録だけを綴ることにする。) 去年より3週間遅れてヤーコンの植えつけをした。 [もみ殻]と一緒に入れて部屋のなかで保存した。結果は、いずれの種も越冬できた。違いは、部屋のなかで保存していたものの方が芽が大きくなっていた、という点だけである。 去年は18株を植えつけたが、ほとんど食べなかったので、今年は8株だけにした。芽がひとつつくように切り分けて自然畝に植えつけ。 村便り:2009-05-02(土)/05-03(日) (ウリ類、怒濤の定植。カボチャ・スープ)
投稿日:2009-05-08(金)
定植:ズッキーニ、カボチャ、パターナッツ、ソーメンウリ、半白キュウリ鉢替え:パプリカ(赤、黄)、ピーマン、ヒモトウガラシ、シシトウ... 定植:ズッキーニ、カボチャ、パターナッツ、ソーメンウリ、半白キュウリ
鉢替え:パプリカ(赤、黄)、ピーマン、ヒモトウガラシ、シシトウ ウリ類の定植 温床で育てているピーマン、パプリカ、アマトウガラシ類が鉢替えの時期を迎えた。しかし、ふたつの温床は苗で満杯の状態。鉢替えをすれば、以前より広いスペースが必要になる。そこでウリ類を定植して、スペースを作ることにした。 ズッキーニと半白キュウリは慣行畝、カボチャ、バターナッツ、ソーメンウリは自然畝に定植することにした。ズッキーニは自然農法を始めたころ、自然畝で育てたことがあるが、うまくいかなかった。次々となる実を若取りするので、カボチャとしては肥料を要求するからであろう。結果のでなかった一回の経験で、ズッキーニは慣行畝栽培と決めてしまった。半白キュウリの場合は、自然畝でもそれなりの結果は出るが、今回は安全策をとって慣行畝にした。 施肥は、慣行畝も自然畝も、《穴施肥》にした。小さいスコップで穴を掘る。我が家の畑は、20㎝余りも掘るとかたい赤土層に達するので、そこで穴掘りはやめる。理想的にはもう少し深い(30㎝ほど)穴のほうがいい、と思われる。その穴に、肥料を入れる。今回は、穴ひとつに対し、発酵鶏糞(半カップ=100cc)、発酵牛糞堆肥(1カップ=200cc)、サンライム[牡蠣殻石灰](少々)を入れた。 5月2日にズッキーニ(緑と黄)16株とカボチャ8株、5月3日にバターナッツ8株、ソーメンウリ5株、半白キュウリ14株を定植。都合51株の定植である。文字にすれば短いが、二日でこれだけ定植すると(5月2日にはジャガイモも定植した)、感覚的には《怒濤》のごとき定植作業であった。 ピーマン、アマトウガラシの鉢替え 5月3日には最後に、パプリカ(赤、黄)、ピーマン、ヒモトウガラシ、シシトウの鉢替え(10.5㎝ポット)。 カボチャ・スープ 5月2日、カボチャを定植しながら、カボチャ・スープを思って涎を(ただし想像のなかで)流していた。すると夕食にカボチャ・スープが出てきたではないか! この時期にカボチャ・スープとは妙である。カボチャを買ったのかと疑った。すると我が家のシェフ曰く、去年のカボチャで作った(ええっ!)。昼間、定植したホワイトシュガーという品種名のカボチャは去年も作った。そのカボチャが今まで腐らずにあった、と言うのである。シェフは、スープにして残った半分を冷蔵庫から出してきた。見ると、たしかに腐ってはいない。冬至のカボチャ、と言うが、ふつうカボチャは長くても冬至あたりで消費期限が来てしまう。それなのに、さらに四カ月も生き延びていたのである。サツマイモは、翌年、ツルを植える頃になっても食べられる。しかし、ここまで生き延びたカボチャは初めてである。うーん、自然畝パワーかな、と推測してみた。去年は、しかも、無肥料で作った。今年も自然畝だが《穴施肥》だから、その分パワーが劣るかもしれない。今年のカボチャはどうなるか楽しみである。 村便り:2009-04-30(木)/05-02(土) (ジャガイモ三種類を定植)
投稿日:2009-05-05(火)
定植:ジャガイモ(出島、roseval、普賢丸) 木曜日の朝、出島とrosevalを定植する。 作業をしていると、近所の畑の人がやってきた。「何を植え... 定植:ジャガイモ(出島、roseval、普賢丸)
木曜日の朝、出島とrosevalを定植する。 作業をしていると、近所の畑の人がやってきた。「何を植えよぉってですか?」とトロ箱に入れてあるジャガイモ種を見た。「ジャガイモですか。芽出しをして植えてんよね。」ジャガイモは直植えする人も多いが、私は芽出ししてから植える。霜害の回避、芽かきの手間の軽減、畝の準備までの時間稼ぎがその理由である。rosevalの赤い色を見てその人は、自分がもらって植えたジャガイモのことを話した。やはり皮が赤い色で、小ぶりの丸い形をしていて、肉は黄色、とのことだから、春秋兼用種のアンデスレッドかとも思えるが、最近はいろいろな品種が出回っているので、別のものかもしれない。紫色のジャガイモも、種をもらって作ったことがあるそうである。色が食欲をそそらなかったので、一度作ったきりやめた、とその人は話した。 その人は、また農協から購入したナスなどの苗のことも話した。購入してすぐに植えたそうである。ナスは最初の蕾がふくらむころまで育苗を続けた方がいいですよ、と私はいらぬお節介口をきいた。もう植えてしまったものを、そんなことを言っても仕方ないからである。農協苗は、届くとすぐに植える人が多い。小さなポットで土の量も少ないので、その見かけから、急いで植えてください、と言っているようなものである。 ひとしきり話してその人は去った。
今春は結局、メークイン20個、男爵40個、出島40個、roseval40個、普賢丸40個を植えた。 |