てつがく村の入口 | てつ人の雑記帳


村便り

SkiAgain:2008-12-27(土) [無の境地? じつは、たんなる憂さ晴らし…ですね。]
投稿日:2008-12-29(月)
 今年、二度目のスキー。今日もまた、子どもに引かれてスキー場参り。子どものせいにしていますが、本心は自分が遊びに行きたいのです。冬...

 今年、二度目のスキー。今日もまた、子どもに引かれてスキー場参り。子どものせいにしていますが、本心は自分が遊びに行きたいのです。冬だって、私のような《通いの一人兼業農家》(久しぶりのこの言葉を使いました ^^;;)の場合、いくらでも野良仕事があるのですが、いやあるからこそ、少しはその状況から(も)自由になりたい、と思うのです。

 前回は県西北部のU.S.スキー場でしたが、今日は県境を越えて日本海側のM.H.スキー場を目指すことにしました。県境越え、といってもほとんどの行程が高速道ですから、一時間ちょっとでスキー場につきます。このスキー場も、いまは人工雪頼りだといえ、前回のスキー場よりは冬らしい景色のなかにありました。ここも、やはりスノボが多いのですが、スキーヤーもわりといました。

M.H.スキー場
(クリックで画像の拡大)
M.H.スキー場。このスキー場は、尾根区域と谷間区域に分かれているが、いま営業しているのは尾根区域のみ。その区域の一番高いあたりからの眺め。
 下手で我流のスキーヤーとはいえ(そうだから?)、滑っているときはスキーそのものに(身体のコントロールに必死に?)なっています。スキー場に着いたときはまだ下界の雑念が頭のなかを渦巻いて、あるいはうごめいて、あるいは根を張っています。とくに私のような《悪人》の場合、頭を割るとなかから悪臭・腐臭を放って雑念が流れだして来るような状態なのです。ところが、雪を飛ばし風を切りながら滑降するスキーになっているうちに、その雑念が削り落とされていくのです。不思議ですね。そして、頭の中が《無》になったように感じるのです。これは、気持ちいいですね。

 16時。このスキー場は16時半が営業終了ですから、そろそろ上のゲレンデから引き上げる(引き下がる?)ことにしました。ゴンドラに乗って降りることもできるのですが、谷間の中級コース(私には上級コースに思えましたが!)を滑り降りることにしました。ときに転びながらも快調に滑降。でも、途中で派手に転んでしまい、右肩と右側頭部を強く打ちました。その拍子に最後の雑念も頭の外に飛び出したようなのはラッキーだったのですが…どうも逆側の左首筋を痛めたようです。初級レヴェルの腕(脚?)なのに《無の境地》に酔って中級コースを降りたのが間違っていたのかもしれません。(この記事を書いている二日後の今日も、まだ首筋が痛みます。さいわい《首は回る》ようですが。)
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