村便り:2009-03-20(金) (温床での作業)
投稿日:2009-03-25(水)
播種[温床育苗](畑):万願寺とうがらし、伏見甘長、シシトウ、調理用トマト、赤トマト、黄トマト作業(畑):(第二)温床の準備作業(...
播種[温床育苗](畑):万願寺とうがらし、伏見甘長、シシトウ、調理用トマト、赤トマト、黄トマト
作業(畑):(第二)温床の準備
作業(休耕田):種芋(里芋類)の掘りあげ
温床育苗のための種蒔き
[エスクック・トール @サカタ]、赤トマト[おどりこ @サカタ、米寿2号 @タキイ]、黄トマト[黄寿 @タキイ]。シシトウを作るのは二、三年ぶりか。また赤トマトのうち「米寿2号」と「黄寿」は以前の残り種を蒔いたもので言わばおまけ。トマトは例年、調理用トマト20本、普通の赤トマト20本を定植する。
時間があれば昨日のナスやピーマンといちどきに蒔きたかった。二回に分けざるをえなかったが、昨日ナス、今日トマトの順に蒔いたのは理由がある。トマトの方が早く発芽するからである。すわなちトマトの方が低温で発芽しやすい。
カブト虫の産卵のためにを積みなおそうか(?)
午後は、まず二番目の温床を整理した。昨春踏み込んだままになっている堆肥を掘り除いた。この堆肥にもカブト虫の幼虫がいる。一番目の温床を片づけたときは、幼虫の数は30匹と、大雑把に見つもったが、今日はきちんと数えてみた。すると50匹もいた。二つの温床の堆肥のなかに100匹ちかくいたことになるだろうか。やはり今年は温床育苗が済んだあと、カブト虫産卵用に堆肥を別の場所に移したほうがいいかもしれない。移住させた幼虫が成虫になって堆肥から巣立つのは5月だろうから、田植えが終わったあと温床とは別に枠を作り、そこに用済みの堆肥を積みなおそうか、と考えている。
里芋類の掘り起こし、ヤツガシラ
午後二番目の作業は、種用に畝に残しておいた里芋類の掘り起こし。コイモ、エビイモ、ヤツガシラ(八頭)の三種類。これらは4月始めに温床に伏せる。
暖冬だったせいか、ヤツガシラを除く芋は寒さで傷んでいなかった。割ってみると、まるで冬の始めに掘り起こしたかのように、しみのない白い肉質をしていた。ただヤツガシラは、寒さに弱いのか、あるいは管理の仕方が悪かったのか、傷みが目立った。とくに親芋と子芋が合体して《八つの頭》のようになっている部分が弱いようである。おそらくは、寒さで枯れた茎が水分を含んでいて、その水分が傷みの原因になったのだろう。
昨年の観察から、ヤツガシラの子芋は、茎を親芋の茎のなかから出し、親芋の茎と一体をなすことが分かった。コイモの場合は、親芋の茎の周囲に、独立して茎を出す。だから、ヤツガシラの茎は太くなり、そのぶん水分が多く含まれる。そのため、枯れても水分が根元に残ってしまうのだろう。今年は、茎が寒さでしおれてしまったら、根元から切り除いてみようか、と思う。そもそもヤツガシラは《八つの頭》が食べる部分である。そこが腐っては《八頭》ではなくなってしまう。
夕方は墓参り。従姉が先に行って草取りをして花を備えていてくれていた。
作業(畑):(第二)温床の準備
作業(休耕田):種芋(里芋類)の掘りあげ
温床育苗のための種蒔き
[エスクック・トール @サカタ]、赤トマト[おどりこ @サカタ、米寿2号 @タキイ]、黄トマト[黄寿 @タキイ]。シシトウを作るのは二、三年ぶりか。また赤トマトのうち「米寿2号」と「黄寿」は以前の残り種を蒔いたもので言わばおまけ。トマトは例年、調理用トマト20本、普通の赤トマト20本を定植する。
時間があれば昨日のナスやピーマンといちどきに蒔きたかった。二回に分けざるをえなかったが、昨日ナス、今日トマトの順に蒔いたのは理由がある。トマトの方が早く発芽するからである。すわなちトマトの方が低温で発芽しやすい。
カブト虫の産卵のためにを積みなおそうか(?)
午後は、まず二番目の温床を整理した。昨春踏み込んだままになっている堆肥を掘り除いた。この堆肥にもカブト虫の幼虫がいる。一番目の温床を片づけたときは、幼虫の数は30匹と、大雑把に見つもったが、今日はきちんと数えてみた。すると50匹もいた。二つの温床の堆肥のなかに100匹ちかくいたことになるだろうか。やはり今年は温床育苗が済んだあと、カブト虫産卵用に堆肥を別の場所に移したほうがいいかもしれない。移住させた幼虫が成虫になって堆肥から巣立つのは5月だろうから、田植えが終わったあと温床とは別に枠を作り、そこに用済みの堆肥を積みなおそうか、と考えている。
里芋類の掘り起こし、ヤツガシラ
午後二番目の作業は、種用に畝に残しておいた里芋類の掘り起こし。コイモ、エビイモ、ヤツガシラ(八頭)の三種類。これらは4月始めに温床に伏せる。
暖冬だったせいか、ヤツガシラを除く芋は寒さで傷んでいなかった。割ってみると、まるで冬の始めに掘り起こしたかのように、しみのない白い肉質をしていた。ただヤツガシラは、寒さに弱いのか、あるいは管理の仕方が悪かったのか、傷みが目立った。とくに親芋と子芋が合体して《八つの頭》のようになっている部分が弱いようである。おそらくは、寒さで枯れた茎が水分を含んでいて、その水分が傷みの原因になったのだろう。
昨年の観察から、ヤツガシラの子芋は、茎を親芋の茎のなかから出し、親芋の茎と一体をなすことが分かった。コイモの場合は、親芋の茎の周囲に、独立して茎を出す。だから、ヤツガシラの茎は太くなり、そのぶん水分が多く含まれる。そのため、枯れても水分が根元に残ってしまうのだろう。今年は、茎が寒さでしおれてしまったら、根元から切り除いてみようか、と思う。そもそもヤツガシラは《八つの頭》が食べる部分である。そこが腐っては《八頭》ではなくなってしまう。
夕方は墓参り。従姉が先に行って草取りをして花を備えていてくれていた。