村便り:2008-09-20(土) (白菜、エシャロット)
投稿日:2008-09-26(金)
定植:白菜植え付け:エシャロット 作業を12時すぎに始める。今日は8月30日にポットで育苗を始めた白菜の定植が主な仕事。2週間の育苗で本葉...
定植:白菜
植え付け:エシャロット
作業を12時すぎに始める。今日は8月30日にポットで育苗を始めた白菜の定植が主な仕事。2週間の育苗で本葉が4枚程度になった。白菜は成長が早いので、このあたりで定植しなければ、苗が大きくなりすぎる。
ズッキーニ
白菜定植予定の畝にはまだズッキーニが残っている。ズッキーニは8月の日照りの間は収穫が途絶えたが、雨が戻ってくると勢いを取り戻し、また実をつけ始めた。すると抜いてしまうのが惜しくなり、周りの畝は耕しても、ズッキーニの畝だけは残していた。まだ小振りながらも実はつけ続けているが、今日は抜かざるをえない。
ズッキーニは何年も作っているが、ここまで収穫が続いたのは初めてである。むしろ今までは、途中で世話が行き届かなくなり、畝が草だらけになって、ズッキーニから足が遠のいていたので、限界を確かめることはなかった。世話(といっても、草取りと追肥だけであるが)さえしてやれば9月中はまだ収穫できそうなので、来年からは、長く使えるように畝を選んで栽培しようと思う。
ズッキーニを抜き取って、そのあとの草を取り除き、肥料を散布したところで昼食。
エシャロット
昼間は8月のように暑い。耕耘機を動かし鍬で溝をあげる畝作りの力仕事は後回しにして、午後はまずエシャロットを植えることした。
エシャロットは昨秋から今春にかけて二通りの栽培方法を試してみた。ひとつは、9月に植えつける作型と、もうひとつは、3月に植えつける作型である(*)。秋植えの作型では年内収穫を予定していたが、発芽したものの生育が一向に進まなかった。収穫は翌年に期待しなければならなくなったが、心配なのは翌春の薹立ちであった。ところが、それは杞憂に終わり、秋植えのエシャロットは春植えのエシャロットと同じように生育した。そしていずれの作型も、収穫は夏の同じ時期、6月の終わりになった。
エシャロットは、まだ収穫の適期と保存の仕方が分かっていないためか、収穫後に腐りやすい。翌春までおくと、今での経験では、半分をこえて腐ってしまう。もし秋植えの作型がうまくいけば、腐り種がでないうちに植え付けができる。また、いったん植えつけて発根すれば、去年の経験によれば、地中で腐ることはない。秋植えの作型には、種を有効に使うという利点があることがわかった。さらに、植え付け前にふたつの作型の種を比べて、腐り具合が違うのに気づいた。じっくりと育った秋植えの作型の方が保存状態がいい。言い換えれば、春植えのエシャロットに腐ったものが多いのである。したがって、少なくとも私の経験では、種球の有効利用と、収穫後の保存からして、エシャロットは秋植えにした方がよさそうである。
大根の追加種蒔き
9月13日に種蒔きした大根は発芽している。この時期は、種蒔き後2、3日すると発芽が始まる。しかし、今年は発芽率が悪い。おそらくは虫のせいである。大根は9月10日を目処に蒔くことにしているが、この日にちは虫害を考えると微妙なラインにある。気温の高い年だと虫害に遭いやすい。今年はどうもそんな年にあたる。そこで、発芽が悪い箇所に種を追加して蒔くことにした。鋸鎌の先でガンギに筋をつけ、そこに種を落として覆土した。
白菜定植
最後に白菜の定植。タケノコ型20株、砲弾型40株、都合60株。定植穴を掘り、そこに水を入れ、水がしみ込んだあと定植。そのあとで株の周りに灌水する、という定植作業を終えるとあたりは暗くなっていた。
植え付け:エシャロット
作業を12時すぎに始める。今日は8月30日にポットで育苗を始めた白菜の定植が主な仕事。2週間の育苗で本葉が4枚程度になった。白菜は成長が早いので、このあたりで定植しなければ、苗が大きくなりすぎる。
ズッキーニ
(クリックで画像の拡大) 抜いたズッキーニを伸ばして、茎の長さを計ってみた。画像中央、水平に置いてある棒の長さが150cm。棒の左端がズッキーニの根にあたる。ズッキーニは棒の右端からさらに伸びている。茎はおおよそ2mになっていた。ズッキーニはカボチャの仲間であるが、普通のカボチャほどには茎が伸びない。それでもこの長さになっていた。 |
ズッキーニは何年も作っているが、ここまで収穫が続いたのは初めてである。むしろ今までは、途中で世話が行き届かなくなり、畝が草だらけになって、ズッキーニから足が遠のいていたので、限界を確かめることはなかった。世話(といっても、草取りと追肥だけであるが)さえしてやれば9月中はまだ収穫できそうなので、来年からは、長く使えるように畝を選んで栽培しようと思う。
ズッキーニを抜き取って、そのあとの草を取り除き、肥料を散布したところで昼食。
エシャロット
昼間は8月のように暑い。耕耘機を動かし鍬で溝をあげる畝作りの力仕事は後回しにして、午後はまずエシャロットを植えることした。
(クリックで画像の拡大) エシャロットの植え付け。 株間20cm。種は頭が出る程度に埋め込んだ。ワケギに準じた植え方だが、本場では半分程度までしか埋め込まないようである。 |
(*)最近見つけたフランス発の、エシャロットに関するホームページによると、春植えの作型しか示してなかった。おそらくはフランスでは春植えして初夏収穫する作型が一般的なのであろう。
エシャロットは、まだ収穫の適期と保存の仕方が分かっていないためか、収穫後に腐りやすい。翌春までおくと、今での経験では、半分をこえて腐ってしまう。もし秋植えの作型がうまくいけば、腐り種がでないうちに植え付けができる。また、いったん植えつけて発根すれば、去年の経験によれば、地中で腐ることはない。秋植えの作型には、種を有効に使うという利点があることがわかった。さらに、植え付け前にふたつの作型の種を比べて、腐り具合が違うのに気づいた。じっくりと育った秋植えの作型の方が保存状態がいい。言い換えれば、春植えのエシャロットに腐ったものが多いのである。したがって、少なくとも私の経験では、種球の有効利用と、収穫後の保存からして、エシャロットは秋植えにした方がよさそうである。
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大根の追加種蒔き
(クリックで画像の拡大) 大根の追加蒔き。 ガンギ[蒔き床]は画像の上下の方向である。蒔いた種の四分の一程度しか発芽していない。鋸鎌で筋をつけて種を追加蒔きした。 |
白菜定植
(クリックで画像の拡大) 定植の終わった白菜。18時半。 |