村便り:2008-04-12(土) (見上げると灰ヶ峰は満開の山桜)
投稿日:2008-04-14(月)
今日の村便りも、この前の二回の村便り同様、田んぼの畦際で鍬を使う作業。6時間ほど作業して二枚の田んぼを終える。(クリックで画像の拡大...
今日の村便りも、この前の二回の村便り同様、田んぼの畦際で鍬を使う作業。6時間ほど作業して二枚の田んぼを終える。
電動椅子に乗った老婦人が通りかかった。村の人である。挨拶を交わした。いく時か過ぎて、同じ婦人がさっき向かった方向から戻ってきた。また顔を合わせた。その婦人は「やねこいでしょうが、よう頑張ってじゃね」と同じ作業を続けている私に言葉をかけた。「やねこい」という方言は私自身はほとんど使うことはないが、理解できる。きつい作業などを形容して言う。たとえば、そのとき私がやっていた、田んぼの粘ついて重い土を鍬で起こす作業。また,人の性格を指すこともある。気難しい、頑固な、扱いにくい性格のことである。二つの意味をひっくるめると、自分の意のままにならぬ事柄、思い通りにしようと思うと多大な労力、精神力を必要とする事柄を形容するのに使う、と言えようか。
地面に向かいながら単調で「やねこい」作業をやっているうちにも、春はどんどん進んでいく。見上げると、灰ヶ峰の北斜面を、先週のコブシに代わって、山桜が駆け上っていた。
電動椅子に乗った老婦人が通りかかった。村の人である。挨拶を交わした。いく時か過ぎて、同じ婦人がさっき向かった方向から戻ってきた。また顔を合わせた。その婦人は「やねこいでしょうが、よう頑張ってじゃね」と同じ作業を続けている私に言葉をかけた。「やねこい」という方言は私自身はほとんど使うことはないが、理解できる。きつい作業などを形容して言う。たとえば、そのとき私がやっていた、田んぼの粘ついて重い土を鍬で起こす作業。また,人の性格を指すこともある。気難しい、頑固な、扱いにくい性格のことである。二つの意味をひっくるめると、自分の意のままにならぬ事柄、思い通りにしようと思うと多大な労力、精神力を必要とする事柄を形容するのに使う、と言えようか。
地面に向かいながら単調で「やねこい」作業をやっているうちにも、春はどんどん進んでいく。見上げると、灰ヶ峰の北斜面を、先週のコブシに代わって、山桜が駆け上っていた。