てつがく村の入口 | てつ人の雑記帳


村便り

SkiAgain4:2012-02-18(土) (今シーズン最高のコンディション)
投稿日:2012-02-29(水)
 ここのところ降り続いた雪で山の積雪は十分。今日は芸北国際スキー場に向かうことにしました。SkiAgain4 の傾向 今シーズン、雪遊びをした日...

 ここのところ降り続いた雪で山の積雪は十分。今日は芸北国際スキー場に向かうことにしました。

SkiAgain4 の傾向
 今シーズン、雪遊びをした日と場所を列挙すると以下のようになります。

①12月23日 恐羅漢スノーパーク(同僚と二人)
②12月29日 瑞穂ハイランド(子どもと二人)
③ 1月 3日 芸北国際スキー場(子どもと二人)
④ 1月21日 恐羅漢スーノーパーク(一人)
⑤ 2月 4日 芸北国際スキー場(一人)
⑥ 2月10日 恐羅漢スノーバーク(一人)

 去年のシーズンまではほとんどが子どもと一緒だったのですが、今シーズンは、今日も含めて、単独行(といっても、スキー場に行けば、たくさんの雪遊び客と一緒なのですが)は四回。子どもと一緒に雪遊びに行くのは、部活(硬式野球部)がオフで、かつ学校が休みのときなのですが、その機会が今シーズンは減った、というわけではありません。子どもは来年に大学受験を控え、そろそろ本腰を入れて勉強をしなければいけないという気持ちが強くなったようです。そのため、去年までだったら雪山に行っていたような日は勉強のかきいれ時にしようと考えているようです。子どもが親離れしていくのは、成長の証であるのですが、そもそも、このSkiAgain、子どもがきっかけで始まったわけですから、雪遊びの存在理由が減ったような気がしないでもありません。

 上のリストを見ていただければお分かりのように、昨シーズンまでのようにスキー場にバラエティーがありません。一人だと滑走を楽しむしかありません。そこで、滑り応えのあるスキー場を選ぶようになりました。リストにあがっている三つのスキー場は、H市内から一時間から一時間半で行けるスキー場のなかで、積雪量・雪質、広さ、コースの多様さでトップクラスではないかと思います。

雪によるスリップ事故で、恐羅漢に行き先変更
 さて、今日は私の経験した今シーズンのなかで、一番雪の多い日でした。芸北国際スキー場に行くコースとして今日は、高速道を使って戸河内インターで降り、そこから一般道を走るコースを選びました。インターに近づくと高速道の走行路にも積雪がある状態でした。戸河内の町を抜けると道は傾斜を増します。10分ほど走ったあたりでしょうか、車列が動かなくなりました。しばらく待っていましたが、上から下りてくる車に尋ねると、どうもバスがスリップして通行できない状態のようでした。そこで、予定を急遽、変更して、戸河内まで引き返し、そこから林道経由で恐羅漢に向かうことにしました。


恐羅漢スノーパーク全景
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内黒林道からみる恐羅漢スノーパークの全景。2月10日。
 頂上付近は雪雲に隠れている。逆三角形の林が二つのエリアを分けている。左側が、去年までは「おそら国設スキー場」、右側が「民営スキー場(通称)」と呼ばれていた。国設エリアの方が広いし、コースもバラエティーに富んでいる。
 恐羅漢は、したがって、今シーズンで四回目になります。このスキー場は二つのエリアがあり、昨シーズンまでは、おのおの別の会社が経営していました(二つのエリアは行き来できるので、共通リフト券はありましたが)。ところが、今年からどうもひとつの会社に統合されたようです。それにともない、料金も安くなりました。ですから、このスキー場は割安感があります。その気持ちが、このスキー場に向かわせるのかしれません。
(欠点を言えば、アクセスが悪い、リフトが旧式、食事がまずい、でしょうか。私としては、食事が一番残念な点です。ちなみに、H県のスキー場で食事が一番おいしいのは、スノーバーク寒曳です。あくまで私感ですが。)


内黒林道入り口の看板
(クリックで画像の拡大)
内黒林道入り口の看板。
内黒林道入り口でタイヤチェック
 さて、内黒林道の入り口まで行くと、スキー場関係者らしきおじさんがタイヤのチェックをしていました。「四駆でスタッドレスですね? じゃ、気をつけて言ってください。」と私の車を確認しました。その横では二台の車がチェーンをつけている様子でした。林道の入り口には看板が立ててあり、道路状況に応じて、チェーンなしで走れる車が指示してあります。この林道は狭くて傾斜がきついので、積雪が多いと、スタッドレスをつけていても四輪駆動でないと危ない、と思います。でも、タイヤチェックははじめての経験です。それほど今日の雪は多いということでしょうか。


ゲレンデに上がる坂道
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ゲレンデに上がる坂道での渋滞。
ゲレンデ目前にして、またもスリップ事故
 内黒峠を越え、林道を下りきると、今度はスキー場に上がる坂道です。この坂道は傾斜がきつく、曲がりくねっています。しばらく上ると、ここでも車列が止まってしまいました。ここまで来ると、もうスキー場を変更することはできません。諦めて待つことにしました。原因は、二、三台の車がスリップで上れなくなったことのようです。車が脇に寄せてあるあたりを走っていると、急に氷の上を走っているかのような感覚が伝わってきました。動けなくなった車は、もしかしたら、路面に流れだしていた水が凍結し、そこで駆動輪がスリップしたのかもしれません。このスキー場は、積雪が多いときは、四駆でないと駄目ということでしょうか。


ゲレンデのコンディションは上々、でも体力は衰退
 やっとゲレンデの駐車場に着いたのが、昼前の11時。気温は零下5度でした。インターネットの気象情報で終日氷点下になることを知っていましたので、防寒はしっかり準備してきました。ゲレンデを後にする夕方5時頃は氷点下7度でしたから、やはり終日氷点下だったようです。それに、ほぼ終日、雪。ただガスは出ていなかったので、視界は、滑降するには、良好でした。雪質も上々、スキー板の下で、キュッキュッと鳴るような雪でした。

 滑降すると、体力の衰えを感じます。ゲレンデのトップからリフトの乗り場まで滑降すると、息が上がってしまいます。また、脚にかかる負担のせいで、一気には滑り降りることができません。ひとくぎり滑り、すこし止まって脚の、とりわけ太股の、緊張を解き、また滑り降りる、といった具合です。年齢のせいもありますし、また、冬になり、農作業が少なくなって運動量が減るためもあるでしょう。

車に残る雪
(クリックで画像の拡大)
車に残る雪。
 雪遊びをおえ、車に帰ると、車には雪がたくさん積もっていました。帰りも、行きと同じ内黒林道を走り、高速道経由で一時間ほどかけて、自宅近くの駐車場に帰ると、車には雪がまだ残っていました。積雪量と気温の条件がかさならないと、こういうことはありません。ともかく、満足した一日でした。

 (2012年2月29日投稿)
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