てつがく村の入口 | てつ人の雑記帳


村便り

SkiAgain:2008-12-21(日) [冬至のスキー]
投稿日:2008-12-22(月)
 今冬はじめてのスキーに行きました。今日は子どもがめずらしく部活のない日なので、以前から予定を決めていました。しかし、雪の多い地方...

 今冬はじめてのスキーに行きました。今日は子どもがめずらしく部活のない日なので、以前から予定を決めていました。しかし、雪の多い地方ならいざ知らず、わが地方では今の時期、自然雪が滑降可能なほど積もっているスキー場はめずらしい。じっさい今年は県内のスキー場はどこも自然雪なしの状態です。そこで人工造雪機のあるスキー場を選んでおきました。ところがスキー場のある地域の今日の天気予報はあいにくの雨。行くかどうかを迷いはしましたが、山はみぞれ程度になるかも、と期待して出かけました。

 でもスキー場も雨。それでもスキーヤーは結構いるもんですね。…と思いながら、ゲレンデでよく見ると、ほとんどはスノーボーダーでした。元気な若者でなければ、雨の日に人工雪のうえで遊ぼうなんて思いませんよね。かくいう私は、牛にひかれて…てはなく、子どもにひかれて雪遊び、のオッサンです。さすがにオッサンのスノーボーダーはいませんでした。

 ふと昔を思い出して感慨にふけってしまうのは、やはり歳を重ねたオッサンだからでしょうか。いまはゲレンデの状況をインターネットでリアルタイムに確認できるし、行くつもりになれば車を走らせればいいわけです。でも昔は

……小学校6年のときだったでしょうか、年末年始に従姉(村便りに出てくる従姉と同人物です)につれられて日本海側にある雪の多いスキー場に行くことになりました。その年は暖冬。そのスキー場にも雪が少ない、という噂が入っていました。ともかく集合場所である国鉄の駅まで行くことにしました。スキーを担いで村から、駅のある海岸の街までバスに揺られて下っていきました。そこで電話で確認したたしかな情報が伝えられ、スキーは中止になりました。その当時はスキーと言えば、自然雪頼りのスキー場へ、鉄道か貸し切りバスで時間をかけて出かけたものでした。……

そんなことを子どもに話しても、ふーん、というだけです。

 話はもどります。スノーボーダーと混在の状態では滑りにくいですね。まず、動きが違う。これは道具の違いであって仕方ありません。それに、彼らはゲレンデの真ん中で突っ立っていたり、また、ピストの中程ですわりこんだりしています。それにまた、後ろを確認しないで、突然動き出しもします。大勢いるから目立つのかもしれませんが、もう少しマナーを、と思うのは、これもやはりオッサンだからでしょうか(← おまえがピストの真ん中でしりもちついて動けなくなっているのがもっと邪魔だ! 笑)。スノーボード禁止というスキー場もありますが、これほどスノボ人口が多くなっている現状では、禁止したら営業がなりたたなくなるかもしれませんね。

 ともかく子どもといっしょに6時間ほど滑りまくりました。冬至ですから一年で一番昼が短いころ。16時ころから照明がともりました。7時間のリフト券の有効時間が余すところ1時間になったところで、雨に濡れた身体が冷たくなり、引き上げることにしました。17時でした。

 一日遊んだので、家に帰ると冬至の柚子湯にゆっくりつかり、それから空腹を満たす、なんて夕べを思い浮かべながら帰宅しましたが、柚子湯ではありませんでした。なんで柚子が入っていなかったの、と訊くと、えっ?あしたが冬至じゃないの、と返事が返ってきました。仕方ない、あした一日遅れの柚子湯です。
コメント
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てつ人 ( 2008/12/25 11:38 PM )
 
> ・・・まさか、てなんでしょうね。

深い意味はありません。
「と思って(…まさか、)いらっしゃいませんよね。」
という具合に、括弧の中を無視して読んでいただければ結構です。ちょんとした言葉遊びのつもりでした。

里芋は残念でしたね。こちらの里芋は、この前のコメントに書いたように、思ったより出来はよかったですが、日照りのせいか、大きい子芋は真ん中がくびれていました(くびれたところが、日照りの時期のもの?)。

タマネギについては、前のコメントを書いたあと、或る種苗会社のカタログを見ていて、セット栽培用の種を見つけました。セット栽培とは、中間地+暖地の栽培法のひとつで、3月に種蒔きして初夏にいったん収穫して保存し、そのあと8月に定植して冬に収穫する作型です。ホームタマネギとして売られているのが、それです。ただホームタマネギの苗は高いので、一度試しただけでやめました。種さえあればその苗は自家育苗できます。僕が百姓を始めたころは、或る大手の種苗会社がセット用の種を販売していましたが、いまは扱っていません。ところが、その種をたまたま見つけたのです。ですから、来春、今秋の植えつけの失敗を補うため、セットさ栽培用の種をまいてみようかと思っています(いまはあくまでも構想にすぎません)。

明日、白菜の下漬けをします。
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雨 ( 2008/12/25 09:17 PM )
 
 ・・・まさか、てなんでしょうね。わたしにはまったく解読不能ですが、なにか良いことですか?
 里芋は収穫があるようで良かったです。水運びのかいがありましたね。こちらの里芋も雨があってからは葉の色も濃くなって、少しは元気を回復しました。これは小さいながら芋がついているかな、なんておめでたい気持ちでの芋ほりをしましたので、結果はしっかりがっくりってことに。手の平サイズってのもありましたしね。でも少しの収穫はありました。日陰になる所のものです。まあなんとか味わうことができました。
 わたしの父は大変几帳面なひとです。わたしに言わせれば度がすぎています。今は病床いますので畑には来れないですが、こられたら大変です。怒られます。だいいち草ぼうぼうの畑は父には想定外の代物です。ということでわたしはノビノビと畑仕事をしています。
 白菜の漬物うまくいってほしいですね。まずは水上げでしょうか。わたしは2日前に漬け込みました。さっきに水の上がりを確認しました。
 2月に定植となる玉ねぎ、秋植えものに少しでも追っつくといいですね。
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てつ人 ( 2008/12/24 03:27 PM )
 
 お久しぶりです。

 相変わらず「村便り」は滞ったままですから、あいつはこのごろ百姓はやめたのか、と思って…まさか、いらっしゃいませんよね。

 タマネギは結局、定植しませんでした。寒くなったので、定植しても活着がすすまず寒さにやられてしまうのではないか、と考えたからです。来年2月に定植します。2月には、いままでは、前年度の定植時に小さかった苗を苗床に密植しておき、それを定植していました。すると小タマネギになります。ですから、うまくいくと小振りのタマネギにまで成長するのがでるかもしれない、と期待しています。

 アキシマインゲンは種は採れましたから、来年も作ります。来年はもう少し早く種蒔きするつもりです。豊産型で味もいいので、これからは秋のインゲンの定番になるかな、と思っています。

 縦ガンギ派が一人増えたようですね。
 慣行農法畝の方は、畝作りから種蒔きまで結構ていねいにやったりします。おまえはネンシャ(念者)だ、と父からよく言われていました。畝立てをていねいにやろうがやるまいが収量には関係ありませんが、見た目がきれいだと気持ちがいいです。気持ちだけ得をする、ということでしょうか。

 今年は里芋が比較的うまくでき、掘りあげるたびによろこんでいます。掘りあげながら、そういえば雨さんの畑では夏の日照りで里芋が苦しんでいたようだが収穫の方はどうなったんだろう、とよく思い出します。それ以降、里芋は元気を取り戻しましたか?

 今日は白菜漬けにする白菜をとりました。これはたぶん記事にします。

 これからの寒い時期、お元気にお過ごしください。
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雨 ( 2008/12/24 02:37 PM )
 
 寒くなりました。玉ねぎ苗の定植はすまないようでしたが、最後のチャンス(日)は、とらえれたでしょうか?
 厳しい干ばつでした今年、テツ人さんは田んぼに、体力、気力と奪われていたでしょうに、インゲンの世話もあって大変だったと思います。それでもって、こちらの助言も重要視してくださり感謝?の気持ちでいっぱいです。そしてなによりもUTさせてもらいました。 
 いつも関心することですが、テツ人さんの作るガンギは均等になっててきれいですね。たしかガンギについての記述のなかで、横ガンギに対しての縦ガンギのことを、横を縦に向きをかえるだけ、発想の転換、とかおっしゃてましたね。そう読んでから、わたしもずっと畝は縦ガンギにしています。気にいってますよ。ガンギの切りようは、どうにもへたっぴですけどね。

 楽しいスキーの記事でしたのに関係ないコメントでした。では。
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