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村便り

村便り:【週間短信】2019年02月04日(月)-10日(日)
投稿日:2019-02-11(月)
02月10日 作るのは手間だが、荒れるのははやい。; 畑の隅の樹木02月08日 畑の草焼き 02月10日(日) 投稿日:2019-02-11一昨日、2月8日に草焼...

02月10日 作るのは手間だが、荒れるのははやい。; 畑の隅の樹木
02月08日 畑の草焼き



 02月10日(日) 
投稿日:2019-02-11

一昨日、2月8日に草焼きをしたのと同じ(屋敷の)《前の畑》で作業。

作るのは手間だが、荒れるのははやい。
この畑は全体としては去年1年間放置していただけだが、一部5年も放っておいた畝もある。今日はそこを復旧する作業をした。蔓性の雑草が樹木の生えている小区画から侵入し、ノビルも所々に生えている。春から夏の間はイタドリ[方言では「カッポン」と言う]も出る。農地は数年放置すると原野に戻る。荒れるのははやい。

蔓性の雑草は年中青々としている。この草は普通の雑草ではないので、もしかしたらわざわざ植えたのかしれない。匍匐茎を伸ばし、茎から根を生やす。やっかいな草である。それを鍬で掘り返す。すると地中には、木の根も伸びている。イタドリの根もある。春になれは、そこからイタドリが出てくる。

畑の隅の樹木
すぐ隣には大きな樹木がある。ウワミズザクラのようだが、畑に鳥が蒔いた種が芽を出し、父が山桜と勘違いして、切らずにいた。私が百姓を始めたときにはすでにある程度の背丈があったから、樹齢は30年を超えるだろうと思う。枝が繁る時期には鳥たちの集会所になっている。

また、ナワシログミ[グミは方言では「グイビ」]もある。低木だが、この木としては幹が太い。ウワミズザクラより以前から生えていると思われる。わざわざ植えたのか、それも鳥が蒔いたものを切らずにおいたのか。実は食べられはするが、小さいので試食することはあるが、成るがままにしている。

だから、畑を耕しているというより、林を開墾している感覚を覚える。

小さな区画の「開墾」に一日のほとんどを費やしてしまった。

(クリックで画像の拡大)
《開墾》前。
畝の方向は画像の水平方向。画像の右上に木肌が灰色の木が見えるが、それがウワミズザクラ。その左側、木肌が黒く、小さい葉っぱが緑に繁っているのが、ナワシログミ。

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《開墾》後。



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別の角度からみた《開墾》後。

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名前の分からない蔓性の植物。





 02月08日(金) 
投稿日:2019-02-09
畑の草焼き
午前中は家で愚図愚図していたので、午後1時に畑に到着。前の畑で草焼き。

この区画は去年は、春から初夏に温床を利用しただけで、何も作らず草が生えるがままにしていた。2月2日に草刈りをしたので、今日はその草を焼く。畑の隅には、ノビルと、蔓性の草(名前は分からない)が侵入しているところがあるので、そこは丁寧に除草した。ノビル(ラッキョウを小型にしたような野草)はとくに注意が必要。茎はひき抜くと簡単に切れて、鱗茎[茎の根元がふくらんだもの。ラッキョウではこれを食用にする。]が地中に残る。茎はこの場合いわばトカゲの尻尾のようなもの。鱗茎は残れば、復活する。生命力がじつに強い。

明日は午前中みぞれが降る、という予報。5時過ぎまで作業した。

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草刈り前の畑。

(クリックで画像の拡大)
草焼き。画像右側上に去年の春作った温床の残骸が見える。

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