てつがく村の入口 | てつ人の雑記帳


村便り

村便り:2009-03-09(月) (鳥の声も春)
投稿日:2009-03-10(火)
管理(田んぼ):藁の撒布管理(畑):アサツキの除草(クリックで画像の拡大) もち米。 古古米のもち米が2袋(精米すると約40kg)残っていた...

管理(田んぼ)藁の撒布
管理(畑)アサツキの除草

もち米
(クリックで画像の拡大)
 もち米。
 古古米のもち米が2袋(精米すると約40kg)残っていた。古米のもち米も2袋残っているし、去年度産のもち米も2袋ある。昔と違って、もち米の消費量は少なくなった。そこで、まず古古米を処分することにした。田んぼに戻してやるのである。藁を散布したあとにもち米をばらまいた。鋤きこむまでは鳥たちの餌になるだろう。古米も去年度産米も食べきれないだろう…
 このブログを見て、もち米がほしいという人がいれば送りますが、いかがでしょう。まずは古米から。
 午前中と午後の前半は昨日の続き。ようやく藁の裁断と撒布は片づいた。続く作業は、横手浚いと耕耘だが、耕耘の方は土が乾かないとできない。できるだけ三月半ばまでにはやりたい(*)が、最近は雨の日が多いので、予定通りいくかどうか。
(*)代掻き近くなって鋤きこむと藁が十分に腐熟せず、田植えしてからメタンガスが発生する。経験的には、それで稲の生育に障害がでるとは思えないが、ぶくぶくガスが発生するのを見るのはと、心理的には穏やかではない。



 午後の後半、残った時間で何をしようかと考えた。朝の予定では、午前中で田んぼの仕事は終わり、午後は温床の準備に取りかかるつもりだった。田んぼの仕事が長引き、残りの1時間半(17時まで作業をするとしての計算)では温床の仕事には中途半端である。そこで、アサツキの除草をすることにした。

アサツキの除草
(クリックで画像の拡大)
 アサツキの除草。
 アサツキは昨秋、植え替えた。それが今は春草に埋もれている。その草を、鎌で地面すれすれで刈り取るようにして除く。一本一本根から抜き取れば除草としては完璧であろうが、そこまでするにはおよばない、と考えている。多少は草が生えていても、作物が負けてしまわなければ、それでいい。《下農》の私は、畑管理の要求水準は高くない。



ジョウビタキ
(クリックで画像の拡大)
 ポールの上に止まりこちらをうかがうジョウビタキ。
 背景の畑は従姉が耕作しているところ。
 畑にいると鳥の声が耳についた。キジ。すっかりこの辺りの住人、じゃなくて住鳥になってしまったが、キジの声を聞き、その姿を見るたびに、私は不埒なことを考えてしまう。肉にして食べる、ということである。いっそ村の特産にして《ふれあい市場》(野菜の直販所)で売ったらどうか、なんて構想を ma femme に語ると、買う人がいるかしら、[肉にするより]この辺りを歩いている方がいい、とキジの味方をする。ヒヨ。これは食欲はわかない。憎ったらしいだけである。今冬も葉物類を食いちぎってしまった。ジョウビタキ。鳴き声ではなく姿で存在を示す。農作業をしていると近くに寄ってくる。むろん人間が好きだからではなく、掘り返された虫などを狙うのである(たぶん)。今日もアサツキの除草をしていると、本当に手が届く範囲までやってきた。(ジョウビタキは、季節的には、冬鳥に分類されるようだ。)最後に、ウグイス。私にとっては今日がその初音を聞いた日。私の耳に入るまでにしっかりと練習していたらしく、すでに鳴きなれたさえずりだった。鳥たちの賑わいももう春。
コメント
--------------------

コメントを書く



     
Powered by
Serene Bach 2.19R