てつがく村の入口 | てつ人の雑記帳


村便り

村便り:2008-06-14(土) (野菜、救出作戦)
投稿日:2008-06-22(日)
定植:ヒモトウガラシ 梅雨に入った模様、との気象庁の発表があったが、まだ長雨の季節にはなっていない。それまでに畑仕事の遅れを少しで...

定植ヒモトウガラシ

 梅雨に入った模様、との気象庁の発表があったが、まだ長雨の季節にはなっていない。それまでに畑仕事の遅れを少しでも取り戻したい。

ヤーコン
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 ヤーコン。
 人間の背丈くらいに成長するらしいが、いまはまだ小さい。
 
葉セロリ
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 葉セロリ。自然畝。
 葉っぱを食用にするセロリ。茎は硬い。いまから花が咲き、実をむすぶ。自然畝で《自生》している。
 
ひもトウガラシ
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 ヒモトウガラシ。
 適当な畝が見つからず、ソラマメの間に植える、という窮余の策。ソラマメは藁で縛り、少しでも日当たりをよくしてやった。
 田んぼ仕事にかまけて、畑の世話をなおざりにしていた間に、野菜たちは草の中に埋もれてしまった。草たちと一緒に育つと、野菜は、共存共栄どころか、生命力の強い草たちとの生存競争に負けて、消えてしまう。私は千手観音ではないので、この時期になると手が及ばず、せっかく種蒔きした、あるいは定植した野菜をだめにしてしまうことがよくある。今日は田んぼから解放された二本の手で野菜たちを雑草の暗闇から救い出すことにした。

 昨朝もつゆ[梅雨]豆(黒種衣笠とやらず豆)とスイカを救出し、つゆ豆には支柱を立てて、地面を這っていた蔓を支柱に巻きつけてやった。いずれの野菜も、誇張して言えば、もやし状態。やはり日当たりがなければ、植物は育たない。

 今日の最初の救出はヤーコン。今年初めての栽培なので、要領が分からない。収穫は霜の降りるころになるようなので、自然畝でじっくりと生育させることにした。肥料はまだやっていない。もしかしたらこれからも無肥料でいくかもしれない。定間隔に種芋を植えたので、草が繁っていても、ヤーコンの場所は分かる。間違ってヤーコンも刈ってしまわないように注意しながら、刈り進み、植えつけた18株全部の無事が確認できた。

 ついでカボチャ。こちらは一度草刈りをしていたので、カボチャ自体は元気だった。葉セロリと共存しているところを丁寧に草刈りした。

 仮支柱で支えていたトマト(赤、黄)にようやく本支柱を立ててやる。しかし、まだ調理用トマトは別の畝で仮支柱の仮住まい。

 ヒモトウガラシ(甘トウガラシのたぐい)を、終わりかけているソラマメの間に、5株定植。わざわざ狭いところに植えたわけではなく、甘トウガラシ類は定植畝を決めていなかったが、連作などを考慮すると、ソラマメ畝に決まったという次第。

 最後に、ナスの畝を準備する。 最後に、ナスの畝を準備する。ナスは、自然農法を始めた年か次の年に自然畝に定植した。しかし、活着しない株があり、活着したものも収穫がなかった。それに懲りて慣行畝で栽培していたが、また、自然畝に戻した。しかし、安定した収穫がない。そこで今年は、再度、慣行畝に戻した。ナス科の野菜でも、トマトやピーマンは自然畝でも栽培がうまくいく。自然畝でのナスの栽培はさらに《研究》してからでないなと、自然畝には戻せない。
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