てつがく村の入口 | てつ人の雑記帳


村便り

村便り:2008-05-12(月) (田の水入れ、ベトラーヴ播種)
投稿日:2008-05-18(日)
播種:ベトラーヴ[ビート] 最後の井手堰きが終わると、いよいよ田植え準備が本格化する。夕方、田んぼに水をあて始める。(クリックで画像...

播種ベトラーヴ[ビート]

 最後の井手堰きが終わると、いよいよ田植え準備が本格化する。夕方、田んぼに水をあて始める。

ベトラーヴの播種
(クリックで画像の拡大)
 ベトラーヴの播種。
 ベトラーヴ (betterave) はフランス語。日本では英語の「ビート」が使われている。「ベ[ッ]ト」はふだん草の意味。ふだん草はフランスでは店頭に普通に見られる(日本では店頭ではあまり見かけない気がするが)。「ラーヴ」は蕪。ふだん草やホウレンソウと同じアカザ科の植物。
 草姿はふだん草ではなくホウレンソウに似る。ただし色は赤い。間引き菜はホウレンソウのように利用できる。ただし湯がくと赤い汁がでる。生長すると根が太り、小さな蕪のようになる。この根っこを食用にする。

 種は一昼夜浸水してから蒔くと発芽がいい。今回は時間がなかったので浸水は省略。ガンギ[蒔き床]に水をたっぷりしみさせて蒔き、不織布で被覆した。うまく発芽してくれればいいが…
 それらからベトラーヴ[ビート]を蒔く。ベトラーヴはわが家の定番作物で、春と秋の二回、種蒔きをする。サラダとして食べる。
コメント
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てつ人 ( 2008/05/19 12:17 AM )
 
 いま田植えに向けての準備が一番いそがしい時です。今日は畦塗りで一日費やしてしまいました。でもまだ2/5残っているます。家に《たどり着いた》のが21時半ごろでした。HPの面倒をみてやることができません(と言いながら、いま眠い目をこすりながら -酔眼ですから 笑- 面倒みていますが)。

 ベトラーヴ/ビートはボルシチというロシア料理の色つけにも利用するらしいですよ。その料理は食べたことはありませんが。

> 「赤い色の少し甘みのある蕪」ですか?
> ドウモ我家では歓迎してくれそうも無い異文化の作物みたいです。

 正直なところ、日本の食文化にはなじまない食材だと思います。


 「ぶっ鮭(ブッチャケ)日記」の記事に、嘴をはさむ話題が出てきたので、余裕があったらちょっかいを出します m(_ _)m いままで「グランマじ紀行」の記事が多く、グラン・マジに拝読するしかできなかったので、そのあいだ抑えられていたエネルギーを爆発させます(← 農作業で疲れているのに、そんな見栄を張って大丈夫かな…)。
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ムー ( 2008/05/18 09:47 PM )
 
いよいよ、田植ですね。
田植は田植え機で随分楽になったでしょうが、水管理や追肥、消毒と気が抜けない長丁場のたたかい。
兼業農家が多いこのアタリですが、てつ人さんの所は田住遠距離では大変ですね。
お体を大切に。
「ベトラーヴ」?
NET検索で調べてみました。
「赤い色の少し甘みのある蕪」ですか?
ドウモ我家では歓迎してくれそうも無い異文化の作物みたいです。
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