てつがく村の入口 | てつ人の雑記帳


村便り

村便り:2008-05-03(土) (モグラ穴潰し)
投稿日:2008-05-05(月)
鉢替え:ピーマン このところ晴れが続き、今日は暑いくらいだった。データをもとにした話ではないが、例年、この時期は晴れが多い。菜種梅...

鉢替えピーマン

 このところ晴れが続き、今日は暑いくらいだった。データをもとにした話ではないが、例年、この時期は晴れが多い。菜種梅雨をすぎ、梅雨入りまでの五月は比較的天気が安定しているような記憶がある。安定しすぎると百姓は困る。わが家の田植えはいつも6月始めだが、代掻きのとき水がないということもある。

 わが家の農地でいま晴れを《うらめしく思っている》のは定植したばかりの野菜だろう。

 レタス(4月28日定植)とキュウリ(4月29日定植)は順調に育っている。しかし、カボチャ(スイートシュガー)(4月29日定植)、ズッキーニ(4月29日定植)は活着しようと苦闘している。カボチャのなかには、昼間しおれた状態のものもある。ズッキーニは慣行畝に定植したので日照りの影響を受けやすい。しおれ方がひどいと灌水して手助けしてやる。早朝にはしゃきっとしているので、活着はするだろう。しかし、定植時に展開していた葉っぱはおそらくは新しい葉っぱを生長させるために早々と枯れ落ちると思われる。全体としての身体を守る自己防衛の仕組みだろう。

コイモ
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 日照りの影響で第一葉が枯れたコイモ。

 周りの白い粒は、化学肥料。施肥しないで定植したので、元肥のつもり。ただし、雨が降らず土にしみこまないので、今のところ肥料としての役目はしていない。
 
鉢替えしたピーマン
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 鉢替えしたピーマン。中ほどの32ポット。10.5cmポットに替えている。
 
モグラ穴潰し
(クリックで画像の拡大)
 モグラ穴潰し。

 この穴はモグラ穴としては大きい方。土を練って丸め、棒などを使って奥の方から詰めていく。画像に見えている棒は、小鎌の柄。最後に円筒形の練り土で《栓をする》。乾いた土を適当に詰めたりすると、水が入ったとき、また穴があく。
 休耕田の里芋類(4月26日定植)も似たような状況にある。今年は田んぼでもよく乾く場所に畝を作ったこともあり、定植時に展開していた葉っぱを枯らしている株も目立つ。田んぼなので水を引くこともできるが、畝を作ったときは定植後の長い干天は念頭になかったので、畝まで水を引く溝を作っていない。来年以降は今年を教訓にしよう。


 午前中、ピーマンの鉢替え。ピーマンは普通ピーマンとカラーピーマン(パプリカ)を播種したが、パプリカの方は発芽が悪かった。普通ピーマンは25ポット播種して鉢替えできたのは18ポット、パプリカは30ポット播種して、18ポット。甘トウガラシ類になるともっと成績が悪い。古種を使ったせいもあるのだろうか。30ポット播種し、16ポット。ピーマンと甘トウガラシは、トマトとナスに比べて発芽が遅い(低温に弱い)。来年の工夫を今から考えているが、それが効果を発揮するかどうか。


 畑の草刈りをしたあとで昼食。疲れのため、昼食後、テーブルにうつ伏してしばし眠ってしまった。


 午後は、14時過ぎから、田んぼで作業。畦のモグラの穴を潰して回った。穴をそのままにして田んぼに水を入れると、水が抜けるし、最悪の場合は畦が崩れる。畦塗りをしても穴の部分は弱くなる。だから一つ一つ丁寧に潰す。

 作業が終わったのが夕方5時半。それから片づけをして帰宅すると7時が過ぎていた。5連戦(2日から6日まで)の中日である今日は早めに帰って身体の手入れをしたかったが、時間がとれなかった。疲れるとよく眠れそうだが、実際にはそうではない。身体が不自然にかたまり(すなわち、疲れがたまり)、それにともない心も妙にわだかまる。精神的疲労も似たようなものだと思う。心が疲れると身体もどこかが凝る。心も身体のうちだからである。いずれの疲れでも、筋肉と関節をほぐし、心をほぐす(yoga)と、気持ちよく眠れる。
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