てつがく村の入口 | てつ人の雑記帳


村便り

村便り:2007-09-29(土) (ワケギ、ロケット)
投稿日:2007-09-30(日)
播種:ワケギ、ロケット(ルッコラ) 一日中曇り空。時折ぱらぱらと雨粒が落ちるような天気だった。気温が低く、水分は夕方、作業が終わっ...

播種:ワケギ、ロケット(ルッコラ)

 一日中曇り空。時折ぱらぱらと雨粒が落ちるような天気だった。気温が低く、水分は夕方、作業が終わって初めて水を飲んだだけ(昼食時のビール350ml缶は除く)。いよいよ本格的な秋か。

人参の追肥
 午前中は、まず、先週「 一日体験入農」の学生が草取りしてくれた人参畝の手入れ。

 人参の8月21日、まだ乾いている時期に蒔いた。その日の「村便り」に書いたように、人参は発芽しにくいので、それなりの手間をかけてやるが、今回は一部発芽が悪いところがあった。種の量が少なかったので、心持ち薄蒔き[うすまき-単位面積あたりの播種量を減らすこと]したのがたたったようである。

 人参畝の手入れとは今日の場合は追肥。しかし、学生には条間の草だけをとってくれるように頼んでいたので、また彼らは草取りに不慣れなこともあり、草は条間も含めてまだ残っており、追肥の前に、草取りの仕上げをしなければならなかった。草取りは単純作業のように思えて、きれいに仕上げるのはやはりある程度の慣れは必要のようである。

ワケギ
 それから、ワケギを植える畝の準備。ワケギは連作が可能なので、昨年と同じ場所に畝を作った。肥料は、ワケギの幼根は肥あたり[肥料成分の影響で発芽不良や発育不良になること]しやすいため、カキ殻石灰のみを散布。

ロケット
 午後は、ワケギの球根を植えてから、ロケット(ルッコラ)の種蒔きをした。ロケットの種は、五、六年前に採種したもので、調味料の入っていた小ビンで保存している。種が古くなったので、昨秋蒔いたときは翌年(すなわち今年)に採種するつもりであった。しかし、採種用に残しておいた株は、春から夏にかけての忙しさが続くうちに、結実し、落下したり鳥に食べられたりしてしまった(鳥、とくに雀は種のついた野菜を目ざとく見つけて種を食べるので、採種する予定の株は適期に刈りとるか、何らかの防鳥対策をしていないと、鳥の餌食になってしまう)。来夏こそは採種するつもりである。
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