てつがく村の入口 | てつ人の雑記帳


村便り

村便り:2007-09-02(日) (ソバの発芽、白菜播種、田植機の格納準備)
投稿日:2007-09-04(火)
ソバ 朝、屋敷に着いて着替えをしてから、休耕田にソバの様子を見に行った。徒歩で五分ほどである。どの田んぼもすでに出穂していて、早い...

ソバ
 朝、屋敷に着いて着替えをしてから、休耕田にソバの様子を見に行った。徒歩で五分ほどである。どの田んぼもすでに出穂していて、早いものは穂を垂れ始めていた。

 ソバは8月26日(日)に種蒔きした。土が乾いていたせいか発芽が遅かった。播種後六日たった昨日でようやく発芽が揃いだした。今朝は全面発芽。

 ソバ蒔きの様子を簡単にまとめおく。

 種(自家採種)は塩水で選別した。初めての試みである。10%の食塩水を使う、と書物に書いてあったので、その通りにしたが、もう少し薄い塩水でもいいのではないか、と思われた。

 畝は縦ガンギ[蒔き床]に仕立てた。1ガンギは幅が鍬の幅、長さが1メートルの長方形。まず、種を、発酵牛糞堆肥[肥料分は少ない]とカキ殻石灰とに混ぜた。種、堆肥、石灰は同じ容量である。その混合物を軽く一握りして、1ガンギにばらりと蒔いた。種を堆肥と石灰に混ぜるのは、蒔きむらを少なくするためと、石灰の白で、蒔いた場所が容易に確認できるようにするためである。去年は厚蒔きになったので、今年は少し薄蒔きになるよう加減した。種の量が1kgで、100ガンギ蒔けた。

(去年の発芽状況は「村便り:2006-09-14(ソバの生育)」の画像を参照してください。)

白菜などの播種
 午前中は、白菜、レタス、チマ・サンチュの種蒔き。ただし、ポット育苗。

 白菜は、近所より一週間おそく種蒔きする。害虫対策である。この時期の播種だと、定植してからダイコンサルハムシが食害することはない。ただし、あまり遅まきすると結球しない。一度、9月15日あたりに直播きしたことがあった。8月終わりに直播きすると、発芽してまもなく虫に食べられて消えてしまうが、順調に生育した。しかし生育後半に気温が下がり、結球に至らなかった。大根は遅まきしても大根になるが、白菜は白菜にならない、という教訓をその経験から得た。

 品種は早生種とタケノコ型になる白菜。早生種は大部分を白菜漬に使う。

田植機の格納準備
 午後、草刈りした畝の土を返そうと、耕耘機を小屋から出した。ベランダ育苗していたキャベツやカリフラワーの苗を定植する場所を作るためである。しかし、そのとき、今日やろうとしていた別の仕事を思い出した。田植機の格納準備である。田植え後ずっと気になっており、遅くとも8月中にはやってしてまおう、と考えていた作業なので、耕耘機を小屋にもどし、別の小屋から田植機を出した。

 格納など田植えがおわってすぐにできる、あるいはやらなければならない作業である。しかし、二足草鞋の百姓はこのざまである。田植え後、田植機の泥を軽く落としただけで、残りは時間のあるときにやるつもりで小屋に入れた。しかし、他の作業に追われるうちに、三カ月も経ってしまったのである。

 格納準備といっても機械の整備などやるわけではない。落し残した泥を洗いながし、バッテリーを外し、ガソリンを抜くだけである。でもその作業で午後の時間は過ぎてしまった。

 キャベツ類の苗はすでに定植適期を迎えているが、定植は数日後になるだろう。
コメント
--------------------

コメントを書く



     
Powered by
Serene Bach 2.19R