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村便り

村便り:2006-12-24(沢庵漬)
投稿日:2006-12-25(月)
 先週で正月前の授業が終わり、今年も余すところ一週間ほどになった。正月までに片づけたい仕事がある。沢庵漬と白菜漬、蕎麦や黒豆の風選...

 先週で正月前の授業が終わり、今年も余すところ一週間ほどになった。正月までに片づけたい仕事がある。沢庵漬と白菜漬、蕎麦や黒豆の風選、稲刈りと脱穀の後そのままにしているバインダーとハーベスターのメンテナンス等々、とてもとても一週間ではできない量の仕事がある。それらが気になってこの頃は夜でも目が覚めると眠気の中で焦ってしまう。でも、緊急度の高いものから手をつけ、後は年明けに回すしかない。

大根を干す(クリックで画像の拡大) 今年は大根を洗ってから干した。今までは抜いて土のついたまま干していたが、漬け上がりが《美しく》なるように泥を落としてやった。
 今日のメインは沢庵漬。大根は二週間前から干していた。干し始めて最初の一週間は天気の悪い日が続いたので、今年は乾きが悪いかもしれない。大根の乾き具合について、春が終わるまでに食べてしまうのなら、大根を曲げると「く」の字型になるまで干し、初夏までもたすのなら、「つ」の字型になるまで干す、といった目安があるが、私はいちいち曲げてはみない。田植えが終わる(我が家の場合は6月始め)まで保存するつもりで二週間干す。そして二週間後には乾き具合がどうであれ、漬ける。天候と大根に相談していたのでは、他の仕事(サラリーマン稼業も含めて)との調整がつかない。

 沢庵にする大根は宮重大根を使う。播種後三カ月生育したものから、大きすぎず小さすぎないのを選んで抜いて干す。今年は52本だった。60本から70本を目標にしていたのだが、我が家は今年は大根が不作。でもこの本数で、ぎりぎり間に合うだろう。


 沢庵漬をする前にまず明日漬ける予定の白菜を抜いて調整し、干した。作業をしていると従姉が「ひやかし」に来た。「あんたがたの白菜はようできとるね。Oのお姉さん[おばあさん]は、アリタイの白菜は品種が違うんじゃなかろうか、ようりんさった[言っていた]。うちがたのは虫だらけじゃけど、虫がぜんぜんおらんね。」と従姉。「品種は特別なもんじゃない。虫がおらんのは、わしゃ、よそより一週間遅う蒔くけんよ。」と私は答えた。

 白菜は、早生と晩生の二品種を蒔くことにしている。今日、収穫したのは早生品種である。また蒔き時は周囲より一週間遅らせる。すると虫にやられにくい。早蒔きすると定植初期に群がるようにやってくるダイコンサルハムシの被害もまずない。また青虫が葉っぱの中まで食い荒らすこともない。

 午後2時にモト作りから始めた沢庵漬が5時までに終わると、そそくさと帰途についた。今日はクリスマス・イヴなので早く帰るように、と家族から「命令」されていたからである。

 なお沢庵漬に関する詳しい情報は、以前の記事を参照してください。

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