村便り:2007-02-25(エンドウのウロ立て)
投稿日:2007-03-02(金)
春にむけてのハナニラの畝の世話。エンドウの支柱立て。
昨日と今日は気温が低いうえに風が強い。二月終わりとしては普通の寒さだが、今冬は記録的な暖冬ゆえに、格段に寒く感じる。ソラマメやエンドウの越冬組は、異常気象のおかげで生育が進み、実エンドウは支柱を立ててやってもいいほどに育っている。そこで今日はウロ[蔓性の野菜のための支柱]を立てることにした。
支柱運びをやっているとき、ふとハナニラの畝を春にむけて準備しようと思いついた。
まず枯れた地上部を刈り取り、ざっと除草してから、発酵鶏糞を施し中打ち[中耕]した。最後に溝の土を[畝に]上げ畝を整えた。
一日の大半は実エンドウのウロ立てで費やした。ソラマメやエンドウはいつも自然畝で作る。自然農法でもよくできる野菜である。実エンドウは、去年の11月5日、脱穀が終わり暗くなってからヘッドライトの明かりを頼りに種蒔きしたものである。
ビニール被覆の鉄パイプで枠組みを作り、エンドウがよじ登る手がかりとして、一ヶ所に一本ずつ、孟宗竹の枝を立てる。さらにまだ背丈の低いエンドウが登りやすいように、竹の枝に藁束をぶら下げる。藁束は霜除け(気持ち程度であるが)にもなる。
作業をしていると隣家のお姉さんがやってきて、ウロの作り方を観察した。彼女は、私より数歳年長だが、百姓は始めてまだ二、三年。いまは九十歳半ばの彼女の母親が引退したあとを受けて畑仕事をやっている。だから、私の方が百姓の先輩ということになる。私は、百姓を始めた頃、彼女の母親にいろいろ教えてもらった。畦の塗り方も教えてもらった。おそらくはそんな具合に教えあうことで、近所は似たような作り方をするようになるのではあろう。
昨日同様、五時のサイレンを合図に仕事仕舞い。
支柱運びをやっているとき、ふとハナニラの畝を春にむけて準備しようと思いついた。
まず枯れた地上部を刈り取り、ざっと除草してから、発酵鶏糞を施し中打ち[中耕]した。最後に溝の土を[畝に]上げ畝を整えた。
一日の大半は実エンドウのウロ立てで費やした。ソラマメやエンドウはいつも自然畝で作る。自然農法でもよくできる野菜である。実エンドウは、去年の11月5日、脱穀が終わり暗くなってからヘッドライトの明かりを頼りに種蒔きしたものである。
ビニール被覆の鉄パイプで枠組みを作り、エンドウがよじ登る手がかりとして、一ヶ所に一本ずつ、孟宗竹の枝を立てる。さらにまだ背丈の低いエンドウが登りやすいように、竹の枝に藁束をぶら下げる。藁束は霜除け(気持ち程度であるが)にもなる。
作業をしていると隣家のお姉さんがやってきて、ウロの作り方を観察した。彼女は、私より数歳年長だが、百姓は始めてまだ二、三年。いまは九十歳半ばの彼女の母親が引退したあとを受けて畑仕事をやっている。だから、私の方が百姓の先輩ということになる。私は、百姓を始めた頃、彼女の母親にいろいろ教えてもらった。畦の塗り方も教えてもらった。おそらくはそんな具合に教えあうことで、近所は似たような作り方をするようになるのではあろう。
昨日同様、五時のサイレンを合図に仕事仕舞い。