うらうらと小春日和の陽を浴びて、熟柿を見上げる白いさざんか。
名前通り、秋の彼岸(秋分の日が、彼岸の中日)ごろ、村の随所に咲く。球根を晒して食べる救荒作物でもある。別名、曼珠沙華、死人花。
柿の木で涼をとるアブラゼミ
深まる木々の緑に染まりながら、雨が降る。子ども蝸牛は、石の上に登り、空に向かって精一杯背伸びする。ふうーっ、気持ちいい!